部屋の空気を循環させて暖房効率を向上させるグッズ

生活編

 寒い季節になりました。暖房器具としては、ストーブやエアコンを使っていますが、部屋の上の方だけが暖かくなり、人間のいる下の部分は冷たいまま。暖房効率がとても悪い。

 以前は、空気を循環させるために扇風機を使っていました。しかし、この方法はあまり良くないです。先ず、扇風機の首は上を向きません。そもそも、そんな使い方を想定していないのだと思います。このため、倒した状態で使うことに。これって、通常の使用方法ではないので、トラブルの原因になりそうです。次に、消費電力。いくら「弱」を選んでも、結構な風力です。使っている時間が長いので、当然、電気代もかかります。エアコンと扇風機を併用するというのも無駄な気がします。

 また、エアコンは、下向きの吹き出しに設定してもだめです。部屋の上の方ばかりが暖かい。これは仕方のないことです。暖かい空気は上に登っていくので。「足下が暖かい」というエアコンのCMがありますが、部屋の上部が暖かくなるのは同じです。

 そこで、以前に買って、お蔵入りしていたオモチャのような卓上扇風機を取り出して使ってみました。
 これがとても良い感じです。

 この卓上扇風機は、パソコンにUSB接続して使うもので、1000円ちょっとの値段でした。ほとんど使うことなくお蔵入りしていたのですが、まさか、冬に出番がくるとは!

 風力は少ないのですが、部屋の空気を循環させるのには十分です。音も静かだし、消費電力もわずかです(規格容量が書かれていないので計算できませんが)。ほんの少しの風でも空気は循環します。

 この扇風機を天井の隅に向けて回転させると、部屋の温度がかなり均一になります。

 扇風機はUSB接続なのですが、いちいちパソコンに挿して使うのは面倒だし、そもそも邪魔です。さらに、パソコンの電源を入れておく必要もある。

 そこで、スマートフォンの電源プラグを代用して使うことにしました。コンセントの100Vから直接、USB電源として使うことができます。この電源プラグは100円ショップでも売っています。

 部屋の空気を循環させる扇風機型のグッズが売られています。でも、そんな物をわざわざ買わなくてもこの卓上扇風機で十分だということが分かりました。

消費電力、電気代を調べてみる

 ネットで調べたら電力消費量が分かりました。これで電気代が計算できます。

 電力消費量:2.5±0.25W  3Wとして計算します。
 計算式:消費電力キロワット×30円×使用時間=電気料金(円)
 0.003 x 30 = 0.09円/hr
 10時間使っても1円以下の電気代です。
 
【おまけ】

 ついでに、今回の卓上扇風機を夏に使わなかった理由を説明します。

 パソコンって熱を出すんです。いつも冷却ファンが回っている。そんな周りで卓上扇風機を使っても、熱風が出てくるだけ。これがお蔵入りになった理由です。