家政婦のミタの阿須田家のロケ地は、神奈川県横浜市青葉区あざみ野だということで、Google Mapのストリートビューで探してみました。高視聴率を記録したドラマのロケ地は興味津々。
ストリートビューは、2009年のもので、現在とは全く違うようです。
下の写真は、第９話で、うらら（相武紗季）がミタさんに「わたし、お義兄さんのことが好きみたい」と言った自宅前のシーンの撮影で使われた場所のストリートビューです。
電柱や鉄製の車止めなどはそのままですが、周辺は立派な家が建ち並んでいて、３年前とは全く違います。
ストリートビューの写真の青い物体は、ドラマの中でも映っています。これは、ゴミを出す時に使うカラス避けのネットだと思います。
kmzファイルがあると、すぐにGoogle Earthでも見ることができるので便利です。
阿須田宅をストリートビューで見たかったのですが、2009年には更地です。
もっと近かったら行ってみたいのですが、とても遠いのであきらめます。
日本テレビで放映された「家政婦のミタ」は驚異的な視聴率を獲得しましたが、その秘訣は、ストーリーの奇抜さもさることながら、ドラマの丁寧な作り込みが目を引きます。
非常に数多くの伏線が張られていて、まるで推理小説のようです。
そうかと思えば、ドラえもんのどこでもドアのようなバッグや、ゴルゴ13をぱくったような「無表情、任務完璧、万能、時間に正確、背後に立たれるのをいやがる」というスーパー家政婦、他局の「家政婦は見た」をもじったタイトルのミーミング、最終回のクリスマスの日の設定で、「三田」を「サンタ」かも、とするなど、エンターテイメントにも徹しています。
なぜ、「家政婦の三田」ではなく、「家政婦のミタ」なのか。
「三田」と「見た」では、連想が途切れるからかも。「ミタ」というカタカナを用いることで、「三田」と「見た」との間の中間的な語感を醸し出しているように思います。
テレビを見ない（持っていないので）管理人が、５回にわたり「家政婦のミタ」関係記事を書いたのは、それだけインパクトのあるドラマだと言うことでしょう。
視聴率が高いドラマは、やはり作り込みが違うと言うことでしょうか。作家、プロデューサ、役者を中心としたチームの総力が高い水準だったのだと思います。このバランスが重要で、プロデューサの役割も軽視できません。
「家政婦のミタ」の後編があるとすると、・・・、こんなストーリーが楽しそうです。
やはり、阿須田家をからめないと視聴率は採れないでしょう。
勝手に、「続編のあらすじ」を作ってみました。
［家政婦のミタ２のストーリー（管理人版）
・阿須田家長女が妊娠（あの夜の過ち）
・長男が、ガス中毒で倒れ、危篤に
・次男が受験に失敗し、自殺未遂
・重なるショックで、次女が失語症
・おじいちゃんの隠し子発覚
・うららが殺人容疑で、警察に逮捕。ミタの母が現場を目撃
・他の家で働いていたミタは、阿須田家の危機を聞き仕事をやめ、それぞれの問題を影ながら解決
・自分を取り戻しつつあったミタに対し、ミタの母と義母が、ミタを再び叱咤し、ミタは精神錯乱状態に陥る。
・唯一、直接の災いを免れた恵一（家族の災いで大変だが）が、家族の難を救った放心状態（廃人状態）になったミタを保護
・うららの濡れ衣は晴れず、裁判に。
・ある出来事（義母が焼け跡からみつけたミタの夫の日記？）の存在で放心状態から回復したミタと母が和解
・母の証言でうらら釈放
・母、不治の病が発覚
・ミタ、母の治療と日記に書かれていた夫の遺志を継いで医学部に学士入学。医師を目指す。
ここで別番組につながる？ ここで、なぜ、ミタが何でもできるのか、秘密が明かされる。・・・、でおしまい。
・・・・・、衝撃的ではあるが、いまいち。これでは視聴率は稼げない。少なくとも、管理人は見ない。
５分で作ったこのプロットでは、あまりにも直接的で、わくわく感が足りない。
松嶋菜々子が続編に出てもイメージが壊れないようなエンディングにする必要もある。主演を変えたら誰も見ない。
やはり、ミタのまだ明かされていない過去がてんこ盛りである方が、続きとしては楽しい。明かされるたびに、さらに、新たな疑問が生ずるような。
では、どうする？
伏線の残りとしては、①石の秘密、②月の秘密、③バッグの秘密、④夫と息子の幻影の理由
家政婦のミタの続編が放映されるのなら、テレビを買おうかな？
【追記（2015.1.28）】
ストリートビューが更新されたか確認しました。現在は阿須田家が写っています。しかし、阿須田家の正面近くになると2009年の画像（一面、建物がない原っぱ）と強制的に差し替えられてしまいます。Googleもかなりチェックしているようです。
阿須田家kmz
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