よく使うソフトはスタートアップに登録しておくと便利です。パソコンの起動時にそのソフトも起動します。
Windowsのバージョンによって操作方法が違う場合があり、億劫だったので放置していたのですが、毎日、同じソフトを起動しているので、やはりスタートアップに登録することにしました。
理由はもう一つ。パソコン画面の下のタスクバーに登録してあるプログラムを減らしたかったから。これらはどれも必要なので、タスクバーにピン留めしているのですが、数が増えると使いづらくなります。
Windows 10のスタートアップ登録
今使っているパソコンはWindows10が入っているので、これで説明します。
スタートアップの場所は以下のようになっています。
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
ところで、探してもそんな場所は見つかりません(笑)。
このフォルダは隠しフォルダになっているので、それを表示に設定しなければ・・・、というのは当たり前のこと。隠しフォルダはいつも「表示」に設定しています。でも見つからない。
いつも使っているSeeZではなく、Exploreで見てみました。すると表示の仕方が違っていることを発見。
このことを初めて知ったので、今日の記事になりました。普通なら、こんな記事は書かないのですが。
【Exploreのアドレスバー表示】
【SeeZのアドレスバー表示】
見つからなかった理由は、「フォルダの表示が日本語になっていた」からでした。これって反則、と思えるようなことです。
通常、自分でフォルダを作った場合、そのフォルダの名前が勝手に変更されることはありません。[AA]というフォルダを作ったのに[ああ]というフォルダになったりはしません。
Exploreのツリー上で「\Start Menu\Programs\Startup」を探してもそんなフォルダはない。本当はあるのですが、開けない。
しかし、実際には、その下にある「スタートメニュー」という日本語のフォルダが目指すフォルダでした。そのフォルダを選択するとアドレスバーには「C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup」と表示されます。
要するに、SeeZやExploreでは、ツリーやフォルダ名の表示が日本語になっていても、アドレスは英語のままという、当たり前と言えば当たり前のことを「再発見」しました! Windowsの基本フォルダの一部はこのように「本来は英語名のフォルダなのに日本語で表示される」ようです。
アドレスを探してもその場所が見つからない。そんな時は、日本語のフォルダを探してみるのが良さそうです。長年パソコンを使ってきたのに、このことは今日初めて知りました。
プログラムのスタートアップ登録は次のようにします。
スタートアップに登録したいプログラムの実行ファイルを右クリック ⇒ [ショートカットの作成]
同じフォルダにショートカットが作成されるので、それを切り取ってスタートアップフォルダーに貼り付けます。
作業自体は簡単です。