UNICEFのCMを見て思うこと

気になること!

 ケーブルテレビのCSを見ていて感じたことを書きます。

 CSで国際連合児童基金(UNICEF)のCMが流れています。

 でも、このCMを見ているとすごく違和感を感じます。

 予防注射を受けられず、栄養注射も受けられず、生死の境を彷徨っている子供達を映し出し、募金を求めるCMです。

 でも、長年、海外で働いてきたネコ師から見れば、UNICEFの職員数を半分にすれば、何百万人の子供達が救われるのだろうかと思ってしまう。

 大体、コストの高い米国に本部を置くこと自体、コスト意識がない。ニューヨークにあるUNICEF本部に何人の職員が働いているのか知りませんが、運営経費のウエイトの最大のものは人件費です。本部を解体すれば、削減された経費を子供たちの支援に使うことができます。

 かわいそうなアフリカの子供達に少しでも予算を回すために、UNICEFはどれだけ人件費を削減する努力をしてきたのでしょうか。国連機関であるUNICEFの職員は、給与面でかなり優遇されています。長年の海外勤務の中で、UNICEF経験者と知り合うこともあり、とても高給だと聴きました。

 米国に本部を置き、米国人の雇用のために日本の税金(財務省分だけで170億円)を使って、さらに、予算が不足するからと日本国内で寄付のCMを流す。なんか、納得できない。

 国連本部機能を世界各国に分散(拠出額に応じて)、職員数の9割カットとか、大胆な改革が必要ではないでしょうか。これが実現すれば、ワクチン10000年分かも(そんなレベルじゃないよ、という声が聞こえてきそうです)。日本国内でもリストラで苦労しているのに。

 日本からの拠出金の9割は様々な形態で人件費として消えていると思います。しかも、労働賃金の高い国で。日本ユニセフ協会による上納金と国税を使った拠出金、さらにまた集めようとする。まるで宗教法人のようです。

 UNICEFが本当に子供達のことを考えているのなら、本部をアフリカに移転して人件費を千分の一にする工夫をしてはいかがでしょうか。

 あのCMはUNICEFの中でこそ流すべきものではないでしょうか。
 さらに言えば、

 日本人の税金でまかなっているような国際捕鯨委員会のようなおかしな組織は廃止にしては?

 日本人の税金をもらっている捕鯨反対委員は何なんでしょう? なぜ、我々日本人は、彼らに給料を支払っているのでしょうか。

 脱会とかではなく、拠出金をほとんどゼロに減らせば良いだけです。

 日本では余り知られていませんが、国際機関にいる外国人って、腰掛けでいるだけ。そこでキャリアを積んで、それを踏み台にして、大学教授など次へのステップアップを狙っています。国際機関で骨を埋めるつもりはありません。その意味を考えてみて下さい。

 日本のユニセフ協会は、とても良くやっているという印象を受けました。決算を読んだ限りでは。
 ・・・・・・。 書きすぎないように、ここでおしまい。