日本語学習、特に敬語で苦労する外国人はウェザーニューズキャスターの”軽めの雑目の敬語”が必見!

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 最近、訪日外国人が増え、日本語を流暢に話す外国人をよく見かけるようになりました。

 日本語を話す外国人が特に苦労しているのが「敬語」の使い方のようです。敬語を正確に使っている外国人は見たことがありません。ネット上でも見かけませんね。それもそのはず、外国人どころか、正確に「敬語」を使える日本人など存在しません。なにしろ、日本語は正書法が存在しない言語なので、これが正しいと言える人などいません。国語審議会でも、どこから飛んでくるかも知れない矢に当たらないように、慎重に言葉を選びながら、よく分からないことを言うのが典型的な事例でしょう。委員の方々のビビり方が尋常ではないことがよく分かります。日本語の世界では専門家でさえ偉そうなことを言うとボコボコに叩かれます。

 勝手に日本語の使い方を決めることなど誰にもできません。ただ、学校教育では、統一した教育が求められるので、限定的に、一つの指針・考え方を教えますが、それが一般社会で通用するかは別の次元の議論でしょう。日本語は、政府が決めればそれで決まり、という構図にはなっていないのです。

 日本語を流暢に話す外国人の話し方で気になるのが、TPOをわきまえずに話す話し方でしょう。丁寧語と謙譲語、尊敬語の使い分けができないから、日本語として奇妙に聞こえます。しかし、それを指摘する日本人は皆無ですが。だから、流ちょうに日本語を話す外国人は、それ以上日本語が上達しません。

 ウエザーニュースを見ていたら、あいりんさんが面白いことを言っていたので紹介します。外国人が日本語の敬語を学習する際に参考になると思います。(下のYouTubeは3:03からスタートします)

 この「軽めの雑目の敬語」というフレーズが気に入りました。機知に富んだ表現ですね。

 ウエザーニュースの女性キャスターの方々は、とても個性的で綺麗な日本語を話しますが、通常のテレビアナウンサーの日本語とは全く別物の日本語を話しています。

 時には、ため口、方言、尊敬語、丁寧語、謙譲語を上手に使い分け、視聴者に不快感を与えない話し方をしています。

 彼女たちがどのように話しているのかを知ることは、日本語学習者とって「生きた日本語教材」として役立つのではないでしょうか。

 彼女たちの切り抜き動画は何でもありの世界。時にはハチャメチャです。しかし、視聴者に不快感を与えることはありません。YouTubeで見かける外国人の流ちょうな日本語とは全く違うことも分かるでしょう。

 結局、ため口は何語まで発して良いかを場の空気から察して、むやみにため口を連発しない。この空気感が参考になるのではないかと思いました。ため口と言えば、大島璃音キャスターが有名でしたが、残念ながら退職されました。彼女の動画はYouTubeでたくさん公開されているので、ぜひご覧ください。

 個人的には小川千奈キャスターのポンコツぶりが大好きなのですが。もちろん、ポンコツと思っているわけではありません。看護婦としての実務に裏打ちされた実力を感じさせる場面も散見されます。でも、ポンコツシーンの方が笑えます(www)。