フレーバーストーンでご飯を炊く

料理レシピ

 冒頭追記します。

 「フレーバーストーン」は気をつけて使っても10ヵ月でくっつきだし、1年でゴミ。管理人は捨ててしまいました。最悪のイカサマ商品です。

** 追記ここまで **

 前からやってみたかったことの一つが、「フレーバーストーンでご飯を炊く」ということ。

 今日、やってみました。
 普通の炊飯器で炊くより美味しい!

 最初は半信半疑だったのですが、フレーバーストーンでご飯を炊くと味が全然違うようです。その証拠に、炊いたご飯が残らなくなりました。

 「フレーバーストーンでご飯を炊く」レシピを捜している人が多いようなので、今日作ったレシピを公開します。「フレーバーストーン」に付いている炊飯レシピとは少し違います。

フレーバーストーンで炊飯

作り方
【材料】
 米        2合
 水        400cc

【作り方】
 1.米を研いで、ザルにあげ、水気をよく切る。
 2.「フレーバーストーン」に分量の水と米を入れ、30分間吸水させる。
 3.「フレーバーストーン」を強火にかけ、沸騰させる。(注)
 4.沸騰したら、弱火にして10分間炊く。
   (沸騰すると、フタの蒸気穴とフタの縁から蒸気が噴き出します。その時点で弱火にします。)
 5.(10分経過後、水分がなくなり、米が立ち上がるようになっている)30秒間強火にして、火を止める。
   お焦げを食べたい人は1分~1分半くらい強火にして焦げ目を付ける。蒸気穴から焦げた臭いが少しでもしたら直ぐに火を止めます。
 6.10分間、蒸らす。

(注)フレーバーストーンの本体はアルミ製なので強火での使用は変形の原因となるため厳禁です。強火より若干弱火で使いましょう。異質の材料を複層構造にしているので、温度変化が小さい中火以下で使うと、フライパンを当初の性能のままで長く使うことができます。

 普通の鍋だと、6の行程で、ご飯が冷めてしまいますが、「フレーバーストーン」は保温性が良いので、あまり冷めません。

重要なのは水の量

 上のレシピで、入れる水の量は、米1合あたり200ccになっています。実はこの量がとても大切です。きっちり計量して入れましょう。

 ところで、普通の電気炊飯器で3合の米を炊くときに、どのくらいの水を入れるのか知っていますか。
 3合なので、フレーバーストーンでは600ccの水を使います。炊飯器では、これより多い、少ない、または同じ。この3つの中から選んで下さい。

 実際に計量した結果は以下の通りでした。
 まず、炊飯器の内釜に(乾いた状態の)米を3合入れます。
 次に、600ccの水を入れます。
 すると、炊飯器の通常の3合炊きの水位より3mmほど低い位置になっています。
 通常の目盛り線まで水を追加すると、70cc入りました。

 つまり、電気炊飯器では、3合炊くのに670ccの水を使っているということです。

 米を炊くときに、水の量が重要なことは、炊いたことがある方ならご存じの通りです。それが、70ccも違うのですから驚きです。

 このため、フレーバーストーンに水を入れるとき、計量カップではなく、炊飯器の内釜の目盛りを利用して水量を計る場合には、目盛り線より2~3mm程度少なく入れる必要があります。

 何度もフレーバーストーンでご飯を炊いた結果、米3合に対し入れる水の量は600ccより少なめの方が美味しく炊けます。米1合あたり200ccの水よりも少し少なくし、大さじ1杯分の水を捨てます。3合では大さじ3杯分(約50cc)の水を捨てて下さい。初めてフレーバーストーンでご飯を炊く方は、最初は水600ccで炊いて下さい。とても美味しく炊けると思います。(この記述は追記です)

 その後で、2合炊きで大さじ2杯分の水を取り除くことでどれだけ味が変わるかを実感して下さい。この僅かな違いが味に大きく影響します。「米が立ち上がります!」