テレビで食べ物の番組が多くあります。その中でも役に立たないのが芸能人の食レポです。
味覚は人それぞれ。同じものを食べても「おいしい」という人と「普通」という人もいます。
テレビの食レポの問題は、視聴者に役に立つ情報かどうかが分からないこと! どこを向いて番組を制作しているのか分からないインチキ番組ばかりなので、見ている人もあまり期待していないでしょう。番組の作り手の姿勢がおかしいので最初から期待していません。
たとえば、『フジテレビの倫理綱領』の『株式会社フジテレビション番組基準』を見ると、「広告宣伝を取り扱うに当たっては、真実を伝える事に細心の注意を払い、広告主の事業繁栄に寄与するとともに、消費者の利益を守り、広く社会の信頼をかち得るようにつとめる。」となっています。この「広告宣伝を取り扱うに当たっては、」という書き出しは、あくまでも「広告宣伝」の部分であり、バラエティ番組制作は対象外! という姿勢なのでしょう。
「持ちつ持たれつ」。視聴者は蚊帳の外ですが。
その点、『マツコの知らない世界』は信頼できます。マツコは「持ちつ持たれつ」の関係を無視して発言するから、各界から信頼されているのでしょう。TBSが信頼されているわけではない。
2018年7月24日放映の同番組では、DEENのボーカル池森秀一さんが出演し、絶品蕎麦を紹介していました。その中で気になったのがスーバーでも買えるマツコもおいしいと言っていた『信州田舎そば小諸七兵衛』。
早速、近所のスーパーで買ってきました。食べてみたらとてもおいしい。この蕎麦、おいしいです!
数日後、また買おうとしたら売り切れ! テレビの力は恐ろしい! それ以降、入荷しません!
ついでに、番組で使っていた「つゆ」は、『にんべん つゆの素』。番組では映像だけしか流れなかったので、録画をコマ送りして確認しました。そして、これも買いました(笑)。 かなり甘口だけれどおいしい! でも、普通は我が家ではこのつゆは絶対買わないものです。理由は、「調味料(アミノ酸等)」が入っているから。保存料は入っていないけれど・・・。今回だけ特別。通常は自分でつくります。
おいしいものは誰が食べてもおいしい!
インチキ食レポにはうんざりしますが、おいしいものは誰が食べてもおいしいのは間違いありません。
管理人が外国で勤務していたとき、たくさんの国に行きました。そこの家庭料理がとてもおいしい。レストランより断然おいしい! どんなに貧しい家庭でも、工夫しておいしいものを食べていると思いました。
管理人は胃が弱いので、とても小食。普通の人の半分か三分の一しか食べられません。料理はよく作りますが、自分はあまり食べない(笑)。そんな管理人がおいしいと感じるのは、・・・やはり、おいしいから!
管理人がとてもおいしいと感じた味噌に出会いました。スーパーでたまたま買った白味噌なのですが、とてもおいしい。家族に聞いてもおいしいと答えるので、間違いないでしょう。
その味噌とは、『フンドーキン 無添加あわせみそ』。大分県臼杵の「フンドーキン醤油株式会社」が造っているものです。
この味噌が有名かどうかは知らないし興味もないのですが、味は間違いなくおいしい。
スーパーの調味料コーナーにはたくさんの種類の味噌が並んでいます。どれを買ったら良いか迷ってしまいます。試しに買うという訳にはいかないのが味噌。パックの量が多いので、買って失敗したと思ってもそれを食べ終わるまでは新しく味噌を買わないのが日本人。
うちの奥様が自家製味噌を造っているのですが、熟成しすぎて・・・、通常の料理に使うには他の味噌と合わせるしかない。
味噌は、料理のレパートリーを広げてくれる重要な調味料です。自慢の味噌の販売促進を狙うのであれば、「お試しパック」のような少量使い切りの製品が有効でしょうね。