これまで、画像の閲覧は「IrfanView」を使っていました。最近の更新で、閲覧時の操作性が少しだけ向上しました。しかし、不満があります。
老眼のため、画面がよく見えない。通常の閲覧がつらくなりました。全画面表示にすると良いのですが、サイズの大きな画像ではスクロールして下まで見た後で、連続して次の画像を見ることができない。右クリックで次の画像を見られるのですが、どうも不便です。
ジョグダイヤルで次のページを閲覧するように設定すると、ページはスクロールせず次のページになります。右クリックでスクロールするように設定できるのですが、管理人がほしい操作とは違う。
ほしい操作性は、ADOBE ACROBAT で使われている「何ページもあるPDFファイルを閲覧するときのように、上から下に向かって連続してスクロールしていく」機能です。これだと、閲覧中はジョグダイヤルをぐるぐる回すだけです。
IrfanViewは、ちょっとした画像の加工やリサイズの時に便利ですが、画像閲覧機能が今ひとつです。
そこで、いろいろ探していたのですが、『Honeyview【ハニービュー】』という画像閲覧フリーソフトが良いことが分かりました。Vectorからダウンロードできます。
このソフトは、「ZIP、RAR、7zなどの圧縮ファイルを解凍せずに、中の画像ファイルを閲覧できる超高速イメージビューアー」なのだそうです。この機能はあまり使わないかも。
画像形式は、jpg、gif、pngなど一般的な画像ファイルは特別に設定をしなくてもデフォルトのままで使えます。
画像閲覧のための様々な機能があるようですが、基本的にはデフォルトのままで問題ありません。
このソフトは操作性がきわめて優れているので、説明する必要はなさそうです。
ただ、少しだけ説明すると・・・。
デフォルトでは画面下部にカーソルを移動すると操作画面(コントロールバー)が表示されます。これは不要なので消します。
[設定] ⇒ [表示] ⇒ [下方コントロールバー非表示]にチェックを入れる。
画面上部のツールバーも閲覧時には不要なので、画面右上の[ロック]のチェックを外します。これはマウスオーバーで表示されるので、非表示にしても問題ありません。これで全画面表示になります。メーカーのロゴも何も表示されません。
画面左上のボタンで「EXIF情報」の表示・非表示ができます。もし、画像に「GPS情報」が含まれている場合には、下の画像のボタンを押すことでGoogleマップに撮影位置を表示することができます。
セキュリティがちょっと気になったので調べてみました。制作者は『Bandisoft.com』になっています。韓国ソウルの会社です。今のところ、ウイルス・マルウエアは確認されていないようです。ただし、それは配付元がまともな場合です。ダウンロードするのならVectorからにしましょう。Vector配布のバージョンは古いですが、インストール後更新されます。
この会社は有名なフリーの圧縮解凍ソフト『Bandizip』も配布しています。なぜ、無料で配布しているのか不思議です。