レオナルド・ダビィンチのモナリザは、ダビィンチが生涯手放さなかったと言われている彼の代表作です。
モデルになっている女性が誰なのかも分かっていません。いろいろな推測があるようです。子供を亡くしたばかりの女性を描いたという説もあります。
ダビィンチについても不明な部分が多くありますが、ダビィンチが秘密を暗号として残すとしたら、最後まで手放さなかったモナリザをおいて他はあり得ません。
ダビィンチは、文章を書く時に鏡文字を使っていました。鏡文字とは、鏡に映した時に初めて普通に読める、裏返して書かれた文字を言います。なぜ、ダビィンチが鏡文字を用いたのか。それは、アイディアを他人に盗まれないようにしたためだと言われています。
さて、今日は、ダビィンチのモナリザの秘密を見てみましょう。ネコ師の新説「ダビンチ・コード」です。
先ず、モナリザを見て驚くのは、左右対称性です。
下の写真は、モナリザを単に左右反転させたものです。すると、右目と左目の位置が完全に一致し、三つ目のモナリザができます。
このような画像は作ろうと思っても簡単にはできません。モナリザは、左右反転するだけでできます。
どうやら、モナリザに秘密が隠されているとすれば、この反転に関係がありそうです。
そこで、正規のモナリザと、反転したモナリザの横位置を少しずらします。このずらす位置は、この2枚を合成した時に一枚の絵に見える位置で、それは一ヶ所しかありません。
さらに、Photoshopでレイヤーの効果を[普通][ディザ合成][比較(暗)][乗算][焼き込みカラー]・・・、と効果を変えていくと、ある効果のところで、突然、不思議なものが出現します。
上のGIFアニメの最後のコマです。これは、着色したり、他の効果を入れたものではなく、レイヤーの効果を変えていっただけです。
この不思議な物体は、[ピンライト]の時に出現します。
このモナリザが抱えている茶色の物体は何なのでしょう。
管理人は、冒頭に書いたモナリザのモデルの女性に関係があるのではないかと思います。
それは、・・・・。
ダビンチの絵は計算されて描かれています。鏡文字など単純なものではありません。
色彩、色相、彩度など、すべて計算されているのでしょう。
画面の反転などお手の物。その中で、特殊な条件の場合のみ浮かび上がる物。
魅力的ではないでしょうか。
モナリザの秘密をPhotoshopで解明できるのではと、いろいろ試して見て、この茶色の物体が出てきた時は少し驚きました。
(この記事は、管理人のオリジナルで、他の如何なる書籍・情報も参照していません)
2012.6.22 250,000件アクセスありがとうございます。