ボリビアのウユニ塩湖 第2回

気になること!

 先日の記事で、ホリビアのウユニでの事故のことを書きました。
 写真を交えながらウユニのことをもう少し詳しく書いてみます。

冬のウユニはとにかく寒い!

ウユニの位置図

 ボリビアやペルーのアンデスと聞くと、険しい山々を想像します。確かにそういう感じの所もあるのですが、実際には、いわゆる山頂(?)では広大な平原が広がっています。

 これがアルチプラーノ (altiplano) として知られるペルー南部からボリビア、チリなどにかけて広がる高原地帯です。
 アンデス山脈は、東西に2列に山脈が平行して走っていて、およそ南緯14度付近から、このアンデス山脈の間にアルチプラーノが広がりはじめ、標高およそ4000m前後で広大な高原地帯となっています。

 私は、当時、スクレに住んでいましたので、ウユニへはポトシを通って行きました。スクレ-ウユニ間はジープで9時間くらいだったと思います。

 標高4000mの山越えと長時間のガタガタ道を通る旅は、相当疲れます。
 8月初めで季節は冬。恐ろしく寒かったことを記憶しています。

 冬にウユニに行くのでしたら、防寒着を現地で追加購入することをおすすめします。
 小川も凍っているところがありました。

 広大なアルチプラーノを目の当たりにすると、どうしてこんな山の上に大平原が広がっているのか戸惑ってしまいます。不思議な光景です。
 その中で草をはむリャマやアルパカの姿は、私の心象風景にいつまでも留まっています。
 次回に続きます

冬のウユニ塩湖

 リャマは本当にかわいいです。飼い主が付けた目印の赤いリボンが良く似合います。

 ウユニへの道。こんな良い道ばかりではありません。広い安全な場所でないと車を止めることができないため、このような写真しかありませんが、実際は、大変危険な道路です。



 アルチプラーノで草をはむリャマ

このような平原がずっと続いています。写真の奥に見えるのは山ではなく、丘ていどの起伏です。