ファイル名を変えたらPotPlayerがおかしな表示になる|解決策

ソフトウェア編

 PotPlayerでファイル名を変更するとピクチャインピクチャになる現象が発生。

 本来は、下のように表示されるはずなのに、まるでピクチャー・イン・ピクチャーのような四つの小さなウインドウが表示され、表示される画像がゆがんでいる。

 静止画像を回転させる動画を作っている最中に発生した不具合です。

 動画ファイルは正常だし、PotPlayerの設定も変更していません。なぜ、こんな奇妙な表示になるのか分からない。

とてもレアなケース

PotPlayerは閉じた状態でファイル名を変更している。同じ操作を何度もしているのに今回のような不具合は初めて。

AIに聞いてもピント外れの回答しかしません。これは困ったことになった。

 PotPlayerの画面を見ていて気づいたのですが、この四つの小さなウインドウはクリック&ドローで動かせる。動画画面自体も動かせる。

 これで、やっと原因が分かりました。PotPlayerが動画ファイルを『360度動画』と勘違いして、360度対応画面で表示していたことが原因でした。そして、この誤認識の元となったのが「ファイル名変更時に『360°』という文字列を入れたこと」

 「360度」ではなく、「360°」という文字列がファイル名に入っているときだけ発生する不具合です。不具合というかPotPlayerの仕様なのでしょう。

 この問題を解決するには、ファイル名に「360°」という文字列を使わなければ良いのですが、何かここで制限されるのは気に入らない。

 根本的な解決策は、360度表示にしないことです。これは簡単に設定できます。

 PotPlayer画面の一番下にある操作ボタンの「360°」と書いてあるボタンをクリック。

 開いたウィンドウで、[360度映像を再生しない]を選択します。

 今回は、とてもレアケースの不具合でした。早く気づいて良かった。