うちのペン立ては二つあり、その中にはびっしりとペンが入っているのですが、ボールペンが1本しかなくとても不便でした。
そこでダイソーで「キャップでつながるカラーボールペン(6本入り)」を買いました。
太さは1.0mmと太め。ジェルではなく油性ボールペンです。
早速、使おうと袋から取り出して試し書きをします。
すると、「書けない!」 インクがまったく出てこない。紙の上でグリグリと円を描くように書き続けたのですが、インクが出てくる気配すらありません。
別のものを取りだし試し書き。これも書けない! もう一本も取りだし試し書き。これも駄目。
何だ、この商品は!
6本中、書くことができたのは3本だけです。
まあ、100円だし、3本書ければいいか、とも思ったのですが、どうも納得できない。
そこで、書けなかった3本のボールペンを書けるように修理することにしました。
通常、インクが残っているのに書けなくなったボールペンは遠心力でペン先にインクを送り書けるようにします。
これは、自転車のスポークにボールペンをテープで貼り付け、車輪をぐるぐる高速で回転させてボールペンのペン先に向けて遠心力を加える方法です。
しかし、自転車まで行くのがめんどくさい。しかも新品のボールペンなので、インクが途切れたという分けでもないはず。
そこで、アルコールを使うことにしました。
手近にあったスポンジに台所用アルコールをスプレーして、書けないボールペンの先をそこに押しつけて10秒程度待ちます。
すると、スポンジがインクで汚れ出しました。どうやらインクが出てきたようです。
紙の上で書いてみると、無事にインクが出ました。3本とも書けるようになりました。さっきまでいくら書こうとしてもインクが全く出なかったのが嘘のようにすらすらと書けます。
めでたしめでたし!
100円で買った6本入りボールペンの半分が書けないとしたら、皆さんどーするのでしょうか。
- どうせ100円だからと諦める ⇒ でも、これは悔しい!
- ダイソーにクレームを言い返品する ⇒ これはめんどくさい。50円分のクレームのためにわざわざダイソーに行くのも馬鹿らしいし、領収書を探すのも面倒。
- 自分で何とか修理する。
今回は、③ で解決したのでよかったのですが、①と②は避けたいですよね。
文房具店だったら、試し書きして買いますが、ダイソーのボールペンは皆袋入りなので試し書きができません。
同じようなトラブルに遭った人もたくさんいるのではないでしょうか。今回はアルコールに浸すだけで解決するトラブルでした。