はじめに
掃除機が壊れたので、ダイソン掃除機を買うことにしました。一度は買ってみたかったダイソン掃除機です。
ところで、ダイソン掃除機のカスタマービューや評判をネットで調べても、高く評価すると評価しないが半々くらいで、結局どっちなの? というモヤモヤがありました。
ダイソン掃除機を低評価している人は、そもそも、ダイソン掃除機を持っていない人が書き込みをしているらしく、まったく当てになりません。高い評価をしている人も、荷物が早く届いたとか軽かったとかピント外れのコメントしかなく、結局商品のどこが良いのかについては分からない。商品をタダでもらって商品比較をしているサイトもありますが、内容は推して知るべし。比較になっておらず、購入を検討する人にとって何の役にも立たない記事になっています。
この記事は「紐付き記事」ではないので、本音を書きます。
実際に使ってみて、購入する価値が本当にあるのかを評価します。荷物が早く届いた、色が気に入った、などの不毛なコメントで評価する「☆」に何の意味があるのか、という視点で評価します。
dyson digital slim を評価する
今回、ジャパネットで購入したのは「dyson digital slim」というタイプで、Fluffy Opticクリーナーヘッド付きのものです。値段は、スタンド付きで送料込みで5万円ほどでした。
ジャパネットの商品は、Dyson Digital Slim に「微細なホコリも可視化」機能のヘッドをつけたもののようです。下図に示すダイソンの標準スペックではDyson Digital Slim に「微細なホコリも可視化」機能は付いていません。ジャパネットの特別仕様のようです。ということは、販売実体がないことになり、何割引という表記は違法となります。ダイソンHPで確認すると、製品型番は、ダイソンクリーナー SV18です。可視化ライト付きのものが5万円以下で売られています。ということで、違法ではないようです。しかし、値段はジャパネットとあまり変わらない。ジャパネットではスタンドが付いているけれど。それより、隙間ノズルにライト付きのものにして欲しかった、と思いました。
ダイソン掃除機の評価
結論を先に知りたいと思う人がほとんどでしょうから、結論を簡単に書くと、吸い込み能力は普通程度。取り立てて強力という印象はありません。回転ヘッドが特殊な構造になっており、髪の毛などの絡みもありません。これって結構驚きの性能です。回転ヘッドにホコリも髪の毛も全くくっつかない!
次に、「Fluffy Opticクリーナーヘッド」。これには本当に驚きました。床面すれすれに緑色のLEDライトを当てることでゴミを浮きあがらせ、どこにゴミやホコリがあるのか一目瞭然になります。
これまで、何の掃除をしていたのかと思うほど、ライトを当てるとゴミ・ホコリがよく見えます。そして、そのあまりの量に驚きます。頻繁に掃除しているのにこのホコリの量は何なの?
結局、これまでの掃除は、掃除したつもりになっていただけのようです。ホコリが見えていないのですから仕方がありません。しかし、「Fluffy Opticクリーナーヘッド」でホコリの場所が分かると、それを取り除くのは簡単です。これまで、掃除をしたつもりになっていたのは、ホコリがまったく見えていなかったからだと気づきます。
この機能はとても便利で、掃除機を使う時間が半減します。何しろ、ホコリがどこにあるか見えるので、無駄に掃除機をかける必要がなくなり、あっという間に掃除が終わってしまう。
ホコリを吸うのにはエコモードで十分です。40分使い続けることができます。
今回、ダイソンを購入した理由は、頻繁に掃除をしているのに、部屋がとてもホコリっぽいからでした。そして、その原因が判明しました。掃除したつもりになっていただけで、実際には、掃除していなかったのです。「Fluffy Opticクリーナーヘッド」で照らし出されるホコリの量は、想像を絶するもので、本当に驚きます。毎日、二度ほど掃除機をかけていたのに、このホコリの量は何なんだ! という感じでした。ゴミ・ホコリが見えていないので、闇雲に掃除機をかけていたということが分かりました。
「Fluffy Opticクリーナーヘッド」は秀逸、の一言です。
ゴミ捨ても問題ありません。ブラシなど使わずともきれいに捨てることができます。これが大事!
何よりうれしいのが、排気が軸方向(実際は横方向に排気)だと言うことです。一般的にスティック掃除機は、モーターの横に排気口があります。ところが、床面の隙間を掃除しようと掃除機を床面に近づけると、排気でホコリが舞い上がるという問題があります。そもそも、ホコリの所在が分かりませんが。
ネット上には、ダイソン掃除機の排気が顔にあたるなどフェイク情報を流しているライターがいます。書くことがないので、釣りネタとして書いているのでしょうが、そんなガセネタを書くライターがいるため、ネット情報が混乱状態になっています。ダイソン掃除機の場合、排気口は吸い込み口よりも最も離れた位置にあるため、掃除機を水平に倒して隙間を掃除してもホコリが舞い上がることはありません。排気口があたる場所はすでに掃除済みだからでする。そもそも、ダイソン掃除機の排気は、特殊フィルタにより部屋の空気よりもきれいです。
次に、音です。これが思っていたよりも静かと感じました。壊れたスティック掃除機と比較しての話しですが、ダイソン掃除機の方が音は静かです。まあ、比較の話しなので、「音が静か」とは言えませんが、問題になるレベルではありません。
音に関しては、猫に判断してもらいます。通常の掃除機をかけると、猫たちがどこかに行ってしまいます。しかし、dyson掃除機の場合、近くまで来ないと逃げ出しません。それだけ静かだということです。
バッテリーを心配していたのですが、通常の掃除はエコモードで問題なく、40分くらい使えます。逆に、強モードっていつ使うのだろうと思えるほど、エコモードで普通に掃除できます。それはなぜか? 結局、掃除は、ホコリを吸い取るのが主体だということです。猫砂もエコモードで問題なく吸えます。しかし、強モードにすると、あっという間に電池切れになります。5分程度しか持ちません。
また、充電の状態が表示できる機能もあり、これはとても便利です。充電スタンドはたぶん不要と感じました。まあ、あれば便利ですが。
別メーカーのスティック掃除機を使っていて不便だと感じたのは、吸い取ったゴミを捨てるとき、ゴミ・ホコリが掃除機にくっついて、それを取り除かなければならないこと。さらに、フィルターも毎回、掃除する必要があったこと。その手間がかからなくなっただけでうれしい。ただし、このフィルターを洗ってきれいにすると、24時間乾燥させる必要があります。実際には、完全に乾燥させるにはもっと時間がかかるので、フィルターを洗ったら、水分を吸い取る作業が必要です。気温や湿度にもよりますが。
ということで、管理人は、今回購入した掃除機を高く評価します。最も評価する機能は、ライトによりゴミを浮きあがらせて表示できるもの。CMを見ていたときは感じなかったのですが、これは画期的だと思います。
これが管理人の評価です。この評価を読んだ後で、もう一度、ネット上の評価を読んでみてください。きっと、おかしな記述を目にすると思います。
もし、ネット上に今回の記事のような内容を紹介する記述があったのなら、迷わずダイソン掃除機を購入したと思います。しかし、現実は違うから、購入するかどうか迷ってします。フェイク記事が多すぎて、どの記事も信頼できないという状態に陥っています。
吸引力の説明に、専門的な数値を使うことで比較しているサイトもありますが、その意味を書いている本人は知らないのでしょう。CMでボーリングの玉を吸い上げるというデモンストレーションを流しているテレビ局もありますが、そんなものは、40年前からありました。人が乗ったブランコを掃除機で吸い上げるというCMは昔からありました。40年前からある子供だましのCMです。掃除機をかけたら猫が掃除機に吸い込まれてしまった、では困ります。現実の使用では起こりえない特殊な真空状態を作り出した、いわゆるフェイク動画です。「吸引力が強い掃除機=優れた掃除機」という印象操作をする記述になっています。
掃除機の吸引力は、人を持ち上げたりする特殊な真空状態を作り出すのではなく、床との接着面との関係がポイントのようです。結局、その構造がユーザーのニーズに合ったものか。この最も着目すべき点を無視したネット情報が蔓延しています。だから、ネット情報がなんの役にも立たないという状況になっている。
吸引力の差を数値で比較するサイトは、結局、商品評価とは最も遠いサイトなのかも知れません。
以前、島忠でデモンストレーション用に置いてあったダイソン掃除機を試した結果、吸引力が小さいのに驚いた経験がありました。まさに、猫砂も吸わない。しかし、今回購入した商品を実際に使ってみて、吸引力に対する不満はありません。これが重要なポイントだと思います。数値で比較するのではなく、実際に使ってみて、どのように評価するかが重要なのではないでしょうか。買いもしないで、ネットで見つけたフェイク記事をまとめているようなサイトはみんなの迷惑です。
管理人は、ダイソンの肩を持つつもりはありません。ダイソン製品は、構造上の欠陥があると認識しています。例えば、掃除機を動かすスイッチ(トリガー)。この部品の強度に問題があるらしく、簡単に壊れるようです。ところが、その交換はとても複雑な部品構成・構造になっているため、素人ではできない。ねじ回しが届かないのです。このため、分解してもトリガー部分にたどり着かない。トリガーの強度不足から、簡単に壊れるダイソン掃除機。それを認識していれば、トリガー操作を丁寧にしようと考えるはずです。トリガーの操作は要注意です。Amazonでこのトリガー部品が売っています。それだけ壊れやすいということです。そして、この修理はとてもめんどくさい。
ダイソンという新興企業は、各パーツレベルのノウハウがほとんどありません。このため、簡単に壊れる。さらに、ノウハウがないたため、修理を前提とした設計思想がなく、修理が容易ではない。
ダイソンの悪い部分はいくらでも書けますが、今回の記事のまとめとして、ダイソン掃除機は秀逸でした。
最後に、改めて考えてみると、掃除機で吸いたいものは「ホコリ」だと気づきます。ボーリング玉を持ち上げる吸引力は必要ありません。結局、吸引力など関係ないのです。ホコリを吸うのであれば、通常の掃除機で問題ありません。では、なぜ、高額なdysonなのか? はっきり言って、dysonにこだわる必要はありません。画期的な、LEDライトでゴミを浮かび上がらせる機能も、これに特化したLEDライトが1000円程度で売られています。お手持ちの掃除機にこれを取り付けるだけです。100均でも買えます。
管理人の感想としては、dyson掃除機は、吸引したゴミの処理がとても楽です。以前使っていた掃除機は、毎回、フィルターを掃除する必要があり、とても面倒でしたが、dyson掃除機はそのような手間は不要です。毎日の作業なので、ゴミ捨てが簡単というのは高評価です。フィルターはひと月に1回程度、フィルター掃除の警告が表示されたときに掃除するだけです。(実際には、購入後5日でファルター掃除の警告が出ました。あまりにもホコリが多いため、1日に5回程度、7部屋を掃除しまくった結果です。)
そもそも論を書くと、フィルターを水洗いするなど、日本人しかやらない行為です。
繰り返しになりますが、気になっていたバッテリーは、エコモードで使う限り、40分程度持ちます。ホコリを取るのに強モードを使う必要もなく、エコモードで十分です。
高額なdyson掃除機を買いたくない方は、外付けのLEDライトを購入し、8000円程度のスティック掃除機・コード付き、が経済的だと思います。ホコリを吸うのに高額な掃除機は不要です。ただ、そのホコリがどこにあるのか分からなければ、闇雲に掃除機をかけることになります。
日本の生活環境で、ホコリ対策は必須の項目。なぜ、日本のメーカーがdysonに後れを取ったのか不思議でなりません。日本の掃除機メーカーは、日本固有のニーズをまったく掌握していなかったということです。
ホコリはなかなか目視できない。LEDライトに映し出されるホコリを見て驚嘆します。歴史ある日本の掃除機メーカーが、イギリスの新興企業に負けたのです。
ホコリは、どこから来るのか?
窓を閉め切った状態では、ホコリのほとんどは繊維のホコリです。このホコリが大量に空気中に舞っていて、その一部は、壁や天井に大量にくっついています。そして、時間とともに、床に落ちる。何度床面を掃除しても時間とともにホコリが床に溜まるのは、壁や空気中のホコリが落ちてくるからです。
1日に5回ほど掃除機をかけていると、次第にホコリの量が減ってきます。しかし、布団や衣類から出るホコリが供給されるため、ホコリがなくなることはありません。
LEDライトによるホコリの見える化により、TV通販サイトの詐欺行為が明らかになる
管理人は、TVの通販サイトでよく見かける二種類の掃除機の性能を比較するシーンに疑問を感じていました。ダイソン掃除機でも同じ手法が使われています。
番組では、まず、従来の掃除機で部屋を掃除してもらい、その後で売りたい商品で掃除すると、たくさんのゴミ・ホコリが取れる。つまり、売りたい商品の方が優れているという証明をしたと視聴者を欺く詐欺番組です。
現実は、その逆をやってみれば分かります。TVショップが売りたい掃除機を先にかけた後で、お手持ちの掃除機をかける。すると、驚くほどたくさんのゴミが取れます。
まさに、TV通販の詐欺番組だと言うことです。
実は、詐欺の仕組みが分かったのは、今回、ダイソン掃除機を購入し、LEDライトでホコリを浮きあがらせることができたからでした。
まず、最初に掃除機をかけます。ホコリが見えるので、全て取り除き掃除を完了。ところが、4時間後、再び掃除機をかけようとDELライトをつけると、そこには、以前と同様の量のホコリがあります。管理人がTVの番組が詐欺だと言っている理由はここにあります。
どんなに丁寧にホコリを除去しても、数時間後には元のような状態になっています。大気中におびただしいホコリが舞っているのが原因です。
ホコリは掃除すれば減るのか
では、このホコリは、頻繁に掃除することで減るのか?
人がほとんど入らない部屋の場合、ホコリは徐々に減っていきます。あんなにあったホコリが掃除機をかけるほどでもないレベルまで減っていきます。しかし、普段、生活している部屋は、まったく減りません。1日に5回掃除しても、ほとんど減っていないと感じます。
その原因は、ホコリの原因となる衣類のホコリが常に供給されているためだと感じました。恐ろしいことに、ホコリは常に空気中を漂っている。それも、信じられないほど大量に。
これまでに蓄積されたホコリが衣類や寝具に大量に降り注いでいます。寝ている間に、掛け布団の上には、信じられない量のホコリが降り続けています。これを毎回除去すれば、空気中に漂うホコリも減っていくと思いますが、現実問題として、そこまで誰がやるの? という疑問も湧きます。
LEDライトで見える化できたホコリですが、この根本的な対応が悩ましい。
大気中のホコリですが、押し入れの中も部屋の中も同じ程度降り積もります。掃除機を日に5回程度かけていて気づくのは、ホコリの質が変わってくること。どんどん、軽くなってくるという印象です。
最初の頃は、ホコリ同士が絡み合いまったく動かなかったのに、掃除を繰り返すうちにだんだんとわずかな空気の動きでも移動するようになります。
ホコリが気になる方は、次に買うのは空気清浄機。ただし、強力なものでないとまったく意味がない。部屋にも廊下にも階段にも、同程度のホコリが降り続けています。外から「毛」が舞い込むことはないでしょうから、家の中で見つかる「毛」は住民やペットの毛です。それが大気中に飛び回っている。
ちょっと信じられないのですが。あるとき、それを見てしまった!
ある日の夕方、西日が差し込んだほんの少しの時間だけ、空気中のホコリが見えました。もの凄い量に唖然としました。管理人は、ホコリが舞うような動きはしていません。それなのに、空気中に大量のホコリが舞っていることを目で確認できたのです。太陽光が差し込む微妙な角度により一瞬だけ見える光景です。こんな環境で生活していたのか! これがダイソン掃除機を買った理由です。
例えば、押し入れに大量にペットの「毛」が見つかります。掃除しても同じように大量の毛が見つかる。結局、空気中を漂っているということです。
MONOQLOでさえ全く役にも立たない評価をしている
管理人は、MONOQLO 商品テストを信頼しているのですが、掃除機のテストを見る限りでは、はっきり言ってガッカリしました。
理由は、本記事を読んだ後でMONOQLOの記事を読めば分かります。雑誌を買えばしっかり書かれているのかも知れませんが、ネット配信記事を見る限り、そうとは思えない記述になっています。つまり、読むに値しないと判断できる記載内容です。本当に残念です。MONOQLO、さようなら。評価手法のレベルが低すぎます。商品テストの黒歴史のような内容にはうんざりしました。MONOQLOって、その程度の会社なんだと実感しました。
最大の問題はフィルター掃除だった
ダイソン掃除機の問題が判明しました。それはフィルター掃除。1ヶ月に1回程度と書かれていますが、これは嘘ですね。1週間も持たずにフィルター掃除警告が出て、掃除機が使えなくなります。フィルター掃除は、流水で洗った後、完全に乾くのを待ちます。基本は24時間乾燥させます。丸一日掃除機が使えなくなります。
掃除の頻度が多いのか、ホコリが多いのか分かりませんが、こんなに頻繁にフィルター掃除警告が出て、24時間使えなくなるのはとても困ります。
このため、フィルターを洗った後、布などでできるだけ水分を吸い取り、更に、ストーブの近くにおいて早く乾燥させるようにしています。このフィルターは本当に乾燥が遅い!
おわりに
一度は買ってみたかったダイソン掃除機。管理人の評価は合格点です。
その理由は、ホコリが可視化できること、ゴミ捨てが楽なこと、フィルター掃除が楽なこと、の三点です。肝心の吸引力は普通です。吸引力を期待する方は、ダイソン掃除機は止めた方が良いでしょう。しかし、強力な吸引力ってそもそも必要なの? という疑問を感じました。それで何を吸うつもり? ボーリング玉?
結局は、ホコリを可視化できたことで、掃除の時間も大幅に短縮でき、ホコリ対策も完璧にできます。強力な吸引力など必要がないのです。ホコリの場所が分かれば、掃除機を往復かける必要がなくなります。だから、早く掃除が終わる。
ホコリを可視化したいのであれば、100円ショップでLEDライトを購入し、掃除機の吸い込み口のあたりに固定すればOKです。お菓子の包装紙に使われている緑色のグリーンフィルムをレンズの前にセットすれば完璧です。高額なダイソン掃除機を買う必要はありません。
早速不具合発生
購入してひと月も経たないのに不具合が発生しました。不具合の箇所はフィルタのようです。
掃除機を使おうとすると、「フィルターのクリーニングが必要です」とメッセージが頻繁に表示されます。メッセージに従いフィルタの掃除をしました。
問題はここから。実は、フィルタの掃除をしたのは、これで4回目です。掃除機を使い始めて4日目くらいで最初の警告が出ました。フィルタを水洗いすると24時間以上乾燥させてください、とあるので、フィルタを水洗いすると掃除ができません。掃除機を購入して3週間しか経っていないのに、4回もフィルターが目詰まりして水洗いするなどどう考えてもおかしい。
昨日、また、フィルタ掃除のメッセージが出たので水洗いして、24時間、昼には日向に出して完全に乾燥させてから使っていたら、またこのメッセージが出ました。フィルタを外してもゴミなどついていません。先ほどセットしたばかりのフィルタなので当たり前ですが。
フィルター掃除はひと月に1回程度と書かれていたので、いくらなんでもおかしい。そこで「ダイソンお客様相談室」に電話しました。
すると、フィルタの不具合が考えられるので、新品のフィルタを送るとのこと。新しいフィルタで問題なければ、古いフィルタは行政のゴミ処分方法に従って処分してください、と言われました。保証期間内なので無料だそうです。でも、これって保証期間以前のレベルでしょう。初期不良としか考えられない。NECのノートパソコンが頭をよぎります。
もし、改善しなければ、本体の交換になるようです。本体交換になると、その間、掃除機が使えないし、箱詰めして送るのもめんどくさい。フィルタ交換だけですめば良いのですが。
今後のこともあるので、修理のメモを残しておきます。
- 「ダイソンお客様相談室」 0120-295-731
- 事前に「製品登録」を行っておく。
- 相談室で、製造番号(シリアルナンバー)または、「製品登録」したメールアドレスを聞かれるので用意しておく。
- 保証期間は購入から2年間。
Dysonの部品・パーツはDysonホームページでは買えません
Dysonの電話サービスは充実しているのですが、ホームページはガタガタ状態です。Dyson製品はとにかくたくさんのモデルを販売しており、部品の互換性もありません。同じシリーズだからと言って、部品が使えるとは限らない。ホームページで買える部品はとても限定的、というかほとんど買えない状態です。
このため、直接、Dysonに電話して、部品を購入することになります。
部品は部品保有期間が定められており、掃除機の場合、製造中止から6年間は部品を保有することになっています。6年なんてあっという間です。ダイソン製品の場合、ホームページで部品が買えないような対応をしているので、自社製品を修理して長く使ってもらうという発想が乏しいのでしょう。
Dysonが頻繁にモデルチェンジする理由は、この部品保有期間を短くするためかも。そのモデルは6年以上前に製造中止です、と主張するためには、頻繁にモデルを変更し、前のモデルの部品はすでにありません、という状態を作る必要があるのでしょう。
掃除機を長く使うつもりなら、早めに、フィルターとかクリーナーヘッド用回転ブラシなどの消耗品を購入しておいた方がよいかも。
【追記】フィルター交換
フィルターは連絡してらか二日後に到着しました。現在のところ、フィルターエラーは表示されず、不具合はないようです。
【追記2】フィルター交換でも不具合
新しいフィルターを取り付けてから六日目に、再びフィルターエラーが発生しました。前回とほぼ同じ。たぶん、この後、頻繁にエラー表示が出るだろうな、と想像できます。
そこで、「ダイソンお客様相談室」に連絡。すると、アセンブリーを送るので自分で直してとのこと。
「えっ、そんなの送られても困る」と思ったのですが、説明書があるので簡単に交換できるのだそうです。たぶん、フィルターのゴミを感知する部分のセンサーの交換パーツだと思います。
本体交換かと思ったのですが、部品交換のようです。実際、本体交換も困ります。買ってまだひと月しか経っていないのに、購入者にとってめんどくさいだけです。3年も経っていたら本体交換はうれしいのですが。
部品交換で問題が解消することを祈ります。