Dysonスティック掃除機では取れない壁際のホコリをどう取るか

こだわってみる

 Dysonのスティック掃除機を購入して二ヶ月あまり経ちました。

 掃除機の性能にはおおむね満足ですが、掃除をしていて気になることがあります。

 下の画像を見てください。

 廊下のコーナー部分です。とてもきれいに掃除できたように “見えます”。ところが、ぜんぜんきれいになっていないのです。

 Dyson掃除機のライトを当てると廊下の壁ぎわ部分のホコリがぜんぜん取れていないことが分かります。

 その幅は1.5cm程度です。これは、回転ヘッドの構造上、どうしてもホコリの取り残しが生じてしまう幅のようです。

 回転ローラーを上から見るとほとんど前面の壁に接しそうな位置で回っています。しかし、ローラーが床に接しているのは、それよりも1.5cm後ろになります。

 また、横方法は、ローラーを支持する構造上、どうしても壁ぎわまで届きません。

 最初は、この取り残しのホコリばかりが気になっていました。しかし、掃除機の回転ヘッドが壁ぎわのホコリを吸えないことばかりが問題なのではなく、幅木の上部のホコリ(下の写真の赤い矢印)も取れないことに気づきました。

 この部分の掃除には、「隙間ノズル」や「コンビネーションノズル」が使われるのですが、現実問題として、そんな面倒くさいことをする人はほぼいないのではないでしょうか。

 回転ヘッドを取り外し、コンビネーションノズルに取り替え、掃除をして、再びノズルを外して回転ヘッドに付け替える。これって、地味に面倒くさい。掃除はリズムだと思うので、いちいち部品を交換するような掃除器具は、そもそも掃除には向いていないのでは? と感じます。ダイソンのアタッチメントは、取り外しにとても苦労します。はめるのは簡単なのですが。

そうはいっても壁ぎわの取り残したホコリが気になります。このホコリや幅木上部のホコリを簡単に取る方法はないものか。

色々探していたら、ハンディーモップが最適なことに気づきました。

柄の長いハンディーモップなら、腰をかがめずに作業ができます。片手に掃除機、もう片方の手にはハンディーモップ。これがベストだと思います。

 ダイソーで見つけた「ハンディモップ(ケース付)」。柄がとてもしっかりした作りで、軽くて使いやすい。柄が長く、どんな隙間にも入り込みます。

ダイソー ハンディモップ ケース付き

 ハンディーモップを使うメリットは、とてもたくさんあります。ハンディーモップに付いたホコリは、その場に落とせばよいのです。何しろ、片手には掃除機があるのですから鬼に金棒です。

 これで、これまで掃除機では取れなかった棚の上やテレビのモニター画面、裏側の小さな突起・スリットのある部分、布など小物が置いてある部分なども、これまで掃除機をかけることができずに無視していた部分の掃除が簡単にできるようになりました。

 ”見なかったこと” にしていたホコリ。洗濯機やテレビと壁との隙間やトイレの便器の裏側などに潜むホコリ。そして、棚の上に置いたごちゃごちゃした小物達。これらのホコリが掃除できるのは本当にうれしい。そして、ホコリは、その場で床に落とせばいい。こんな楽なことはありません。

 不思議なことに、ハンディーモップに一度吸い付いたホコリは、モップから離れてもほとんど空気中に舞い上がらずに簡単に床面に落ちるようになります。その時に役立つのが片手に持っている掃除機です。

 ホコリの電荷が変化したためなのでしょうが、よく分かりません。

 柄付きハンディーモップは、通常は二本使い、二つを打ち付けてホコリを落とします。さすがにこの作業は屋外でします。床以外のホコリを本格的に取ろうと思ったら、ハンディーモップを二本使う方法がオススメです。この場合、掃除機は持てませんが。  

管理人オススメのダイソン掃除機にダイソーハンディーモップ

 ダイソンスティック掃除機は、なんと言っても高出力LEDを搭載した『Fluffy Optic™クリーナーヘッド』の存在が大きいと感じます。ホコリが可視化できたことで掃除のやり方が変わりました。

 管理人の場合、自分の部屋は一日に5回程度掃除機をかけていたら、さすがにホコリが激減しました。しかし、それ以外の場所は、一日に2回程度かけているにもかかわらず、ホコリの量はあまり変わりません。

 なぜ、こんなに頻繁に掃除機をかけるのか。高出力LEDによりホコリがよく見えるからです。それも、とんでもない量のホコリが見えます。これでは掃除機をかけずにはいられません。