Windows 10 Home でWindows updateを停止する方法

PC不具合対策

 Windows10の自動アップデートを停止する方法を調べると、[コンピューターの構成] から変更するようなことが書かれていますが、管理人の使っている [Windows 10 Home] では、[コンピューターの構成] は表示できません。機能が制限されています。

  [Windows 10 Home] のこの制限を以下の方法で解除します。

[Windows 10 Home] で[コンピューターの構成] を表示できるようにする

 メモ帳を開き、以下のコードをコピーペします。

 
@echo off 
pushd "%~dp0" 

dir /b %SystemRoot%\servicing\Packages\Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientExtensions-Package~3*.mum >List.txt 
dir /b %SystemRoot%\servicing\Packages\Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientTools-Package~3*.mum >>List.txt 

for /f %%i in ('findstr /i . List.txt 2^>nul') do dism /online /norestart /add-package:"%SystemRoot%\servicing\Packages\%%i" 
pause

 そして、適当な名前をつけてバッチファイル(.bat)として保存します。

たとえば、①[ファイル名]に aaa.bat と入力し、②[ファイルの種類]を[すべてのファイル]に変更して③[保存]。

 保存した[aaa.bat]をクリックします。するとコマンドプロンプトの画面が開き、処理が始まります(始まらない場合は、バッチファイルを右クリックして[管理者として実行]をクリック)。

 処理が完了するまで4、5分かかります。

 処理が終了すると、[操作は正常に完了しました。続行するには何かキーを押してください・・・]と表示されるので、何かキーを押して終了します。コマンドプロンプト画面が自動で閉じます。

 これで、[ローカルグループポリシーエディター]が使えるようになります。

[ローカルグループポリシーエディター]を起動する

 [Windowsロゴ]+[R] をクリック。[ファイル名を指定して実行]のウインドウが開くので、

 
gpedit.msc

 と入力して[OK]をクリック。

 [ローカルグループポリシーエディター]が開きます。

[コンピューターの構成]の変更

 
 [ローカルグループポリシーエディター]を開いたら、[コンピューターの構成] ⇒ [管理用テンプレート] ⇒ [Windows コンポーネント] ⇒ [Windows Update] と進みます。

 右ペインの [自動更新を構成する] を選択し右クリック ⇒ [編集] をクリック。

[自動更新を構成する]ウインドウが開くので、 [自動更新を構成する] を[無効] にチェックを入れ、[OK]。

Windows 10の自動アップデートを停止する理由

 パソコンの不具合が発生する原因のひとつにWindowsアップデートプログラムのエラーがあります。というか、通常使っていて突然不具合が発生するのは、アップデートがその原因である場合が殆どです。

 パソコンの不具合が発生したとき、原因究明に時間がかかります。アップデートを手動にすると、不具合が発生しても、その原因がアップデートのせいかそうではないのかがすぐに分かり、原因究明のための無駄な時間を省くことができます。

 特に、メジャーアップデートプログラムでは不具合が多数報告され、その修正プログラムが出るまでにタイムラグがあり、とても困ったことになります。対処方法が分からないからです。

 このため、アップデートは手動で行うのが安全と考えます。メジャーアップデートプログラムが公開されてから数週間後にアップデートするのが良いと思います。