久しぶりにFotoMorphを使おうと思ったら、使い方を忘れてしまった(汗)。
以前、このフリーソフトをご紹介したとき、「操作方法は簡単なので説明は省略します。」と書いたくせに、操作方法が分からない! 実は、バージョンが変わり、操作画面が変わったためだと思います。分からなかったのが、画像サイズを設定する場所。以前のバージョンを持っていないので確認できないのですが、以前は[Proyects]タブの中で変更できたと思うのですが、・・・。
【早速、追記】
何を間違ったのか、古いバージョンの方をご紹介してしまいました。新しいバージョンの画像は、下の方でアップしています。パソコンを変えたため、混乱してしまいました。「ここまで追記」
このような理由で、使い方を書いておくことにしました。今回は、「モーフ」です。2枚の写真から中間画像を生成し、違和感なく、2枚の画像の連続した変化を創り出すことができます。
サンプルは、”日本テレビ”で放映中の「泣くな、はらちゃん」の主役である越前さんです。このシーンが好きなので、自分用につくってみました。
なお、このソフトは、Vectorから新しいバージョンをダウンロードすることをお奨めします。他のサイトからだと、余計なソフトを抱き合わせでダウンロードさせられ、不快な思いをします。ダウンロードしたファイル(FotoMorphV13Setup.exe)をクリックし、[Next]をクリックすると、ツールバーのインストール画面になるので、このチェックは全て外してから、インストールを続けます。
使い方
FotoMorphを起動。 [Projects]タブ ⇒ [New Project]
① [New Prpject] ⇒ ② [Morph Sequence]
変化する前の「最初の画像」と変化後の「最後の画像」を読み込みます。黄緑の枠がアクティブなことを示しています(ここでは最初の画像)。
① [Images]タブ
② (黄緑の枠が[Start Image]を選択) [Import Start Image]で、最初の画像を選択
③ [Select End Image]で最後の画像を選択
この段階で、出力サイズを設定します。以前は、[Projects]タブで設定できたと思うのですが、最新バージョンでは[Play]タブで設定します。
① [Play]タブ
② [Set Size]を選択
③ 出力するサイズを選択。下の画像では、元画像のサイズを選択していますが、変更可能です。ここでどのような値を設定するかは、用途によります。下の画像では、570×392 で設定していますが、このサイズでは、ファイルサイズが巨大になり、webにはアップできません。もっと小さくする必要があります。自分で観るには、適当なサイズだと思います。
これは、Popims Animatorと同じなので説明は省略。どこをポイントしているかが”ポイント”です(笑)。このポイントの位置は、きれいに動かすために最低限必要なものでした。
[Control]タブの左側の赤枠で囲った部分で、開始時の待ち時間、全体フレーム数、終了時の待ち時間を設定します。ここでの値は、フレーム数となるので、完成品のファイルサイズに直接影響します。無駄な待ち時間は入れない方が賢明です。
① [Play]タブで、下の②の再生ボタンをクリックし、満足する動きになっていれば、③の[Save Animation]で保存します。
保存方法は、swf、Gifアニメ、スクリーンセーバー、実行ファイル形式、フレームの書き出しから選択できます。
以下に、サンプルをアップします。上の5.の作業で、どこにポイントしているかを下のGifアニメと比較してみてください。
オリジナルやswf版はとてもきれいなのですが、お見せできなくて残念です。麻生久美子演じる越前さんの真剣な顔が、小悪魔的な笑顔に変わるシーンがうまく再現できているのではないかと思います。2枚の画像からこの表現をつくりだせるところが、Morph処理のすごいところです。
上のGifアニメの作り方
① 上のGifアニメの作り方をご紹介します。モーフ作業は画質確保のため、幅570pxで行っています。
② FotoMorphでGifアニメで出力すると、加工ができません。このため、フレームで出力し、そのフレームの半分の画像をGIAMに読み込みます。
③ 「見本」のフレームを新規に作成し、各フレームの間に挿入
④ Gifアニメとして保存します。
⑤ このままでは、巨大なファイルサイズのため、フレームサイズを350pxに修正します。その方法は、過去記事「完成したGIFアニメのサイズを一括して小さくする方法」の通りです。なお、過去記事で別にご紹介しているフリーソフトを用いた方法「GIFアニメのサイズを小さくする方法(その2)」ではうまくできません。
画質をできるだけ劣化させないため、こんな方法を使っています(今、手元にあるソフトではこんな感じです。 現在、Photoshopが使えない状況なので。)
最新バージョンの画面
勘違いして古いバージョンを紹介してしまいました。新しいバージョンでは、下のような画面になっています。