安いスーパーがあるということで行ってきた:オーケー

生活編

 先日、テレビを見ていたら、とても安いスーパーマーケットがあると紹介していました。

 社長さんのコメント、お店の成り立ちなども紹介されとても興味を引きました。

 そのスーバーマーケットの名は「オーケー」。

 首都圏で展開しているスーパーです。まあ、うちの近くにはないだろうと思っていたのですが、調べてみると自転車で行ける距離にある。そこで、早速行ってきました。

ピント外れの口コミ

 スーパーに行く前に口コミを調べてみました。するとピント外れの口コミばかりが目立ちます。きっと、同業者の嫌がらせでしょうね。

 何がピント外れかというと、本来、スーパーに求められる価格の安さについてのコメントはほとんどなく、駐車場が狭いだとか、店内が狭いだとか、そんな口コミだらけ。何の役にも立たない。

実際に行ってみる

 自転車で行ったので駐車場のことは分かりません。駐車場を見た限り、それほど込んでいる様子はない。店内もそんなに混んではいません。行ったのは平日の午後三時過ぎです。夕方や土日は込むのでしょうが、それはどこも同じ。

 お店に入り、入口のカウンターで会員登録します。登録料は200円。「会員の特典として、食料品(酒類を除く)については、現金支払いのお客様に、単品ごとに本体価格x3/103(3%相当額)を割引」となります。クレジットカード・電子マネーは対象外です。

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 次に、カート。これはテレビで紹介されていたので知っています。100円を入れてチェーンロックを外し、使用後に再びチェーンロックするとお金が戻る仕組みです。

 口コミで、これに文句を言っている人がいましたが、これがこのお店のルール。これにより人件費を下げ、値段を安くしています。

 店内の商品に対する口コミは、品数や種類が少ないというもの。これは、大量仕入れをすることで仕入れ価格を抑えるための戦略のようです。

 管理人が見た限り、特に種類が少ないとは感じませんでした。むしろ、他の店より優れている点をいくつか見つけました。

管理人が驚いた点

 店に置いている種類が少ないことに文句を言う人がいますが、管理人の視点は違います。

 品揃えで管理人が驚いたのは、ハムのコーナー。無塩せきのハムがこんな値段で売っている!

 無塩せきのハムの意味が分からない方はスルーして下さい。

 無塩せきのハム、ベーコンが安い! ハム(60g)とベーコン(60g)が216円(割引後210円)でした。

 さらに生ハム。調味料は塩だけを使って作る本来の生ハムも安い。イタリア製です。日本製の生ハムは添加物てんこ盛りなので恐ろしくて買えません。イタリアやスペイン製のものを扱っている店は少ないのですが、オーケーにはありました。当然、購入しました。

 外国から輸入した生ハムには添加物が一切使われていないのに、日本製の生ハムには発色剤、保存料が使われている不思議。

 そもそも無塩せきのハム・ベーコンを売っているスーパーは少ない。それなのに、品揃えが少ないとされるオーケーには売っている。なぜ?

 次に驚いたのがチーズです。モッツァレラチーズ(800g)が952円でした。これには目を疑いました。

 チーズは日本ではとても高価な食べ物。これを安く買うには大きなサイズのものを買う必要があります。しかし、どこのスーパーにも大きなチーズは売っていません。このチーズ、いつもはイオンで、確か1300円くらいで同じものを買っていました。それがこの値段。

 管理人の感覚としては、チーズと言えば丸ごと。下のようなイメージです。

 チーズの直径は30cm以上あります。

 写真はエクアドルで撮影したものです。工場も見学しました。やはりチーズはこんな塊じゃないと食べた気がしない。

 品数が少ないとされるオーケーの方が変わった食べ物がある。これが管理人の印象です。まるで成城石井のようだ。

 次に一般のスーパーでは絶対見かけないのが「ミックスナッツの大袋」。これも一般のスーパーでは30gとか60gとか小分けしたものしか見かけません。しかもとてつもなく高い!

 これがオーケーだと1kg入りの業務用大袋が売られています。値段は1999円。これも購入しました!

 店内を歩いていると、他の店で購入している商品と比べ値段がとても安いことに気がつきます。ペットフードもそのひとつ。

 ペットを飼っている方の悩みの一つがペットフードの値段が高いこと。少しでも安い店を探して買っていると思います。我が家でも猫三匹のペットフードを買うのは一仕事。できるだけ安い店のバーゲン品を選んでまとめて買うのですが、それよりもオーケーの平常価格の方が安い。

 美味しいと人気のピザもありました。よく売り切れになるらしいのですが、たくさんありました。買いたかったのですが、冷蔵庫に入っているし・・・、と思い、今回は買わないことにしました。

 結局、購入額は1万円強。やはりまとめ買いのオーケーですね。思わず買ってしまう。

オーケーのシェアは?

 テレビで紹介されるまでオーケーの存在を知らなかった管理人。皆が知らないのかと思ったら違いました。首都圏エリアのスーパーの売り上げシェアの首位がオーケーなのだそうです。このスーパーのことを知らなかったのは管理人だけのようです。

 ITmedia ビジネスオンライン(2019年9月17日)の『「レシート」116万枚からスーパーを分析 何が見えてきた?』という 記事を読みました。

 ソフトブレーン・フィールドという会社がアンケートモニターから収集した購買データ(レシート総数約116万枚)より、「食品・総合スーパー」の18年下期~19年上期の購買行動を分析した結果、首位は9.6%でオーケーだったそうです。

 『オーケーに対しては「いつも売れ筋しか置かないスーパーなので、購入して外れはまずない」「近所のスーパーの中では、格段に安く品ぞろえも良く、商品がまとめて置いてあり見やすく、つい購入してしまう」という声が寄せられた。』と書かれていました。管理人も同感です。

 ところが口コミにはこのようなことが全く書かれていない。だから冒頭、ピント外れの口コミばかりと書いたわけです。

業務スーパーとの違い

 格安スーパーとして人気の「業務スーパー」。管理人はたま~に行くことはありますが、まあ、滅多に行かないという方が正しいかも。

 その理由は買いたい物がほとんどないから。

 その理由は、中国製品のオンパレードだから。

 その理由は、中国の裕福層は買わない中国製、しかも食品は怖くて買えないから。

 テレビで業務スーパーを取り上げた番組を以前見ました。中国で生産している神戸物産はしっかり管理しているように番組の中では見えました。でも、それがしっかりできないところが中国。日本人の見ていないところで何をしているか分からない。そんな印象も受けました。

 業務スーパーの商品。中国製品の割合が異常に高いというのは口コミを見ても分かります。実際に手に取ってみても、激安なのは中国製。やはり怖いです。