自殺した女性が描いた肖像画:都市伝説の謎を追う

 『週刊少年サンデー』に連載中の『双亡亭壊すべし』(そうぼうていこわすべし)は、藤田和日郎による漫画作品。

 藤田和日郎さんの作品は『からくりサーカス』が大のお気に入りですが、『双亡亭壊すべし』もとても面白い。

 『双亡亭壊すべし』で衝撃だったのは、絵の中からたくさんの手が出てきて、絵の中に引込まれてしまうシーンです。

 これってかなり怖い!

 実写にすればこんな感じ。

 怖いと言えば、下の画像。日本から世界中に拡散されたとされる都市伝説の画像です。

 自殺した少女が描いたなど都市伝説の中でも滑稽なストーリーなのですが、これが韓国に広まり、世界に拡散したようです。5分見続けると肖像画の女性が笑う、などのバリエーションがあるようです。

 絵を見れば一目瞭然なのが、素人の絵ではないということ。

 この絵のどこがミステリーなのだろう? 5分待つほど暇人ではないので、10秒バージョンを作ってみました。結構きれいに仕上っていると思います。


 
 名のある絵かきさんかと思ったら、中国出身のイラストレーター、Robert Chang氏の作品でした。

 彼の作品は、「ARTSTATION」で閲覧可能です。もちろん、問題の画像も掲載されています。

 ネットで気になるのが、この画像の都市伝説をいつまでも信じている人がいること。つい最近もロシア人がYouTubeにアップしていました。都市伝説として。

 こんなもの、絵の作者はRobert Changです、でオシマイの筈なのに、なんか知らないけど盛上がっています。

 今の時代、こんな事も自分で調べられない人たちがいるのかと、恐ろしくなります。この画像が都市伝説としてネットに掲載されたのは2004年頃のようです。2007年4月9日にビデオでこの都市伝説が紹介されたことで、韓国、そして世界に広まったという流れのようです。

 管理人は、都市伝説は大好きなのですが、それにいつまでもしがみついているほどバカではない。少し調べれば、都市伝説の謎などすぐに解決します。

 ところで、この都市伝説の謎は、実は簡単には分らない。管理人もやっと見つけたというハードルが高いものでした。膨大な量の情報が飛交うネット上から、都市伝説の真偽を見つけ出すのが難しくなっているということかも知れません。

 ある意味、怖いことだと思います。ネットで調べても都市伝説を騒ぎ立てる人たちのサイトしか検索の上位にヒットしないのであれば、この都市伝説は今も生きていると誤解する人も多いでしょう。

 都市伝説を発信する人たちがいて、それを否定できる根拠を示す人たちがいる。これが健全なネット社会のように思います。

 十数年も前に日本から発信された都市伝説を後生大事に抱えているのは、「月刊ムー」の編集者と疑問を持たないように洗脳されたどこかの国民なのかも知れません。

 どこかの国民とは、いつまでもこの都市伝説を発信している国々です。

 問題の絵の中にサインがあります。それがこれ。

 Robert Chang氏の他の作品。

 ここに書かれているサインがこれ。同じですね。

 下の画像は誰でもよく知っているモナ・リザです。

 この絵は呪われています。なんと、この絵が描かれた当時、この絵を見た人は一人残らず死亡しました。そればかりではありません。彼らの家族も一人残らず死亡したのです。

 さらに、この絵を受継いだ人々の不幸は続きます。この絵に携った人たちで死亡したのは数万人とも言われています。ルーブルで展示されるようになってからは、死者の数は急増し、この絵を見た人、数百万人が死亡するという惨事が発生しています。

 もちろん、何のことか分りますよね。絵が描かれてから数百年経っているので、当時の人が死んでいるのは当り前のこと。それを「惨事」と言えば都市伝説になります。ルーブルでモナリザを見たことのある人もたくさん亡くなっているでしょう。呪いとは関係なく。

 Robert Chang氏の作品は確かに少し不気味に見えなくもない。下の画像なら都市伝説は生れなかったと思います。

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