猫の気持ちが分からない

生活編

 下の写真は、10年前に撮影した愛猫のピーちゃんとセサール君のツーショットです。

 今では考えられない写真なのですが・・・。

 二匹の猫は1歳違い。当初は仲良く過ごしていたのですが、ある時をきっかけに犬猿の仲になります。

 犬猿の仲、といっても、八割れのピーちゃんが一方的にセサールを嫌っているだけですが。

 なぜ、犬猿の仲になったのか。それは、うちの奥様が、セサールをトリミングして白猫にしてしまったことが事の発端です。

 セサールはスモークグレーの、どちらかと言えば黒っぽい猫なのですが、毛をトリミングすると白猫になります。

 これに驚いたピーちゃんは、これ以降、セサールをそばに寄せ付けなくなりました。近づこうものなら、激しく威嚇し、猫パンチです。

 ピーちゃんに嫌われているネコ師は、何度も猫パンチを食らいました。ピーちゃんの猫パンチは、爪を立てることはないので、皮膚を怪我することはないのですが、とにかく”痛い!”。とても重い猫パンチで、痛っ!、と声が出るほど痛いパンチです。

 ここで不思議に思ったのは、猫って見た目だけで判断しているの? ということでした。臭いはセサールのままなのに、トリミングしただけで別の猫と判断するピーちゃんの精神構造が謎です。

 賢いセサール君は、おばあさんピーちゃんの威嚇にもめげず、一定の距離を置いて生活しています。

 セサール君もおじいさんになったので、二匹とも長生きしてくれることを願っている管理人です。