(この記事は、2015年12月21日に猫ブログに公開したものですが、都合により、このサイトに移動しました。)
昨日のこと。電車に乗ったら、なんと、電車の中に猫がいる!
ケージの中にいるのではなく、そのままの姿で座席に堂々と座っている。
こんな光景を初めて見ました。普通、電車に猫は乗らないし、飼い主が猫を運ぶときには、頭や体が外に出ないような入れ物に入れる必要があります。
だから、(ケージに入っていない)猫を電車の中で見かけることは、・・・、絶対にないと思うのですが、今日、ついに見てしまいました。
あり得ない光景と思うのは、そのようなルールを知っている人だけで、ルールを知らない人にとっては、猫が乗っていても、ブタが乗っていても関係ないようです。
とても珍しい光景なので、早速、写真撮影。
あっ、こっちに気づいた! 猫と目が合ってしまった。
この猫は座席に座ったまま全く動きません。このような場所にかなり慣れている感じです。汚れているわけではなく、野良猫ではない。
ところで、猫が電車に自分で乗るわけないし、ましてや座席に座るわけがない。
ということは、隣にいる人が「飼い主」?
ところが、この人は、猫のことは完全に無視しており、触ったり、視線をやったりしません。こんな猫知らないよ、という感じです。
では、本当の飼い主は他にいるのかと探したのですが、いそうにない。
やはり、猫の隣の座席に座っている男性が飼い主に違いない。
男性をよく見ると、「こぎれいな浮浪者」という感じです。
空き弁当を膝の上に抱え、汚い袋を持っています。
こんな観察をしていると、電車はネコ師が降りる駅に到着。
すると、このおっさん。猫を抱き上げ、汚い袋の中に押し込みました。
その後のことは分かりません。降りてこなかったので、もう一つ先の駅まで行ったのだと思います。そこは渋谷。
こんな光景が見られて楽しかった。
この手の画像は、コラージュかと思ってしまうでしょうが、これは正真正銘の本物の画像です。