土曜日、久しぶりに渋谷に行ったら、とても不思議な光景を見ました。渋谷駅前のハチ公像。渋谷に行ったことのある人なら誰でも見たことのある有名な像です。
しかし、何度も渋谷に行ったことがある人でも下のような光景は見たことがない筈です。絶対に!
ハチ公の足下に猫の親子がいる光景!
突然、ハチ公の足下に出現した猫の親子。外国人観光客は大喜びです。
母猫と子猫が2匹の計3匹の猫が突然出現しました。
実は、管理人が渋谷のハチ公前に到着したのが、この猫たち出現の5分ほど前のこと。その時は猫はいませんでした。たくさんの観光客がハチ公像をバックに写真撮影をしています。いつもの見慣れた光景です。
管理人がポケモンを捕まえようとスマホの画面を観ていたほんの1、2分の間に猫が出現しました。
どこから来たのでしょう? 残念ながら、猫が出現するシーンを見逃してしまった。ほんの3メートルくらい離れた場所にいたのに。
この猫はどこから来たのでしょうか。不思議ですね・・・・、と普通はこれで終わるのですが、管理人には心当たりがあります。
以前、過去記事『日常の中の不思議:電車の座席に猫が座っている光景』で、電車に乗っている猫に遭遇したことを書いています。なんと、電車の座席に猫が座っているのですから、これは驚きます。猫好きにはたまらないオドロキですが。
この時に猫の飼い主の写真も撮影しています。アップはしていませんがお顔は覚えています。
そこで飼い主捜し! ハチ公像の周囲にいるたくさんの人たちの中から飼い主らしき人を探します。すると、一人の男性に目がとまりました。たぶんこの人だ。電車で見かけたときよりかなり痩せているのですが同じ人だと思いました。
年齢は70歳くらいではないでしょうか。それにしても、どうして猫たちはこんなにおとなしいのでしょう。ハチ公の足下にいる3匹の猫たちはおとなしくその場におり、逃げようとするそぶりもありません。母猫は暑いらしく、ハーハー呼吸が荒い。ちょっとかわいそう。子猫たちはゆったり、まったりしています。
電車で見かけた猫も同じでした。座席に座ったまま身動き一つせず、じっと座っていました。どのような飼い方をすればこんな猫に育つのか、と不思議に思いました。ひとつはっきりしていることは、飼い主は猫をとても大切にしているということ。そうでなければこんなおとなしい猫には育ちません。
5分ばかり猫を見ていましたが、その後この場を離れ、20分後に戻ってくると、もう猫はいません。おじいさんとともに帰路についたようです。
たぶん、猫が出現していた時間は15分程度でしょう。管理人は、なんて運がよいのでしょうか。電車でも観たし。
写真の撮影時刻を確認すると、16:26 でした。もしかしたら、来週も同じ時刻に出現するかも。レアポケモンよりレアな猫です。ハチ公前の猫はサバトラと呼ばれる日本の品種のようにも見えますが、アメショーにも見えます。黒がとても薄く、青みがかった黒に見えます。ブリティッシュショートヘアやロシアンブルーの灰色と白の縞模様のように感じました。ちょっと珍しい毛色の猫です。管理人は初めて見ました。母猫と子猫は皆同じ色・柄です。子猫は生後2ヵ月以内。カワイイ盛りです。
電車の猫はキジトラだったので別の猫です。
ネットで調べたら、所沢在住のちょっと有名な猫好きのおじいさんがやっているらしく、30匹くらい猫を飼っているようです。通常は1時間くらい”お披露目”するのですが、この日は猛暑日で、猫たちも暑さにくたくた。早々に切り上げたようです。
追記
飼い主さんからコメントを頂きました。
「渋谷・ハチ公像のなめ猫」で動画検索すると下のYouTube動画を見つけました。かわい~。