日本語音声合成で、文章を読み上げるソフトはOfficeに標準装備されています。自分で聞く分には良いのですが、アクセントとイントネーションがおかしく、人に聞いてもらうナレーションとしてはちょっと使えません。
ところで、かなり日本語の発音に近いに音声合成サービスを提供しているサイトがあります。HOYAの混成合成ソフトVoiceTextです。その音声合成能力はずば抜けています。
HOYAのホームページで200語まで無料で文章を音声変換してくれます。
この音声変換は2種類あります。
一つは、7人のナレーターが通常の朗読をするものです。
ナレーターの「SAYAKA」さんは、プロのような声質です。7人のナレーターはそれぞれ個性があり、訛っているナレーターもいます。
もう一つは、ナレーターが喜怒哀楽の感情を込めて朗読するもの。これは、かなり笑えます。
設定は、ナレーターの選択の他、「声の早さ」、「声の高さ」、「声の大きさ」の3種類の設定ができます。設定数値は直接入力できるので、微調整も可能です。
[通常ナレーション版]
[喜怒哀楽ナレーション版]
HOYAのホームページで、「機械的な声、平板な読み方が当たり前、淡々と伝えるのに適し感情は持たせない。VoiceTextは、こんな”業界の常識”に挑戦しています。」と書かれています。
自分の声でナレーションを作るのは結構抵抗感があります。訛っていないか、声質はどうか、などなど。このサイトでの変換を使って、パワーポイントのナレーションなどに使えると思います。