POSTFUNというサイトに「35年間、毎年写真を撮り続けた娘と父。その家族の変化に涙が止まらない」という記事がアップされています。
中国人の父親と娘の35年間の写真を紹介している記事です。
この記事タイトルを見て、管理人の脳裏には、以下のブラウン姉妹の過去記事が甦ります。そして、その壮絶な最後も。
『4人の姉妹を40年以上にわたり撮影した写真から受けるインパクトとは』
このPOSTFUNに掲載されている中国人の父娘は無事なようで安心しました。たぶんこの娘さんは一人っ子で、大切に育てられたのでしょう。POSTFUNの記事内容はともかくとして、写真を見ているだけで心が和みます。
写真が撮られたのは、江蘇省鎮江市にある湖の畔です。たぶん、太湖で撮影したのでしょう。。
普通なら、管理人がこの記事を見つけることはなかったと思います。
この記事のリンクを見つけたのは、池田七帆さんのツイッターでした。池田七帆さんも感動したのでしょうね。
Photo: 池田七帆、@stx7fan
自分の関心のある分野だけの情報を収集しているとどうしても偏った考え方になってしまいます。様々な分野の人たちが関心を持っている記事を閲覧することで、「こういう世界もあるんだ」と改めて思い知らされる。
この父娘の写真を見て、日本人が思い描くイメージと池田七帆さんが抱いたイメージは全く別物でしょう。
七帆ちゃんは、この写真からどんな心象風景を描いたのか、とても興味深い。一般の日本人男性は、娘は美人じゃないね、程度の感想なのでしょうね。女性は、また別の心象風景が浮かんだと思います。
『心象風景』という言葉を聞くと、永井龍雲の「心象風景」を思い浮かべる方もいるでしょう。さまざまな知識があれば人生はより豊かになる。しかし、それは雑学としての知識ではなく、実感して自分のものとした知識のこと。
この父娘の写真を観て、彼らの35年の軌跡が走馬燈のように想像できるのは、それなりの経験を持っている人たちだけ。同じ写真を見ても、そこから描き出される「心象風景」はまったく違ったものになる。
七帆ちゃんがこの写真を観て描いたのははどんな心象風景だったのでしょうか。