昨日、知り合いから宅急便が届きました。
中身は、大きな松茸1本、ポポーの実8個、鬼胡桃2Kg。
松茸を食す
とても貴重な松茸に感激。何しろ国産品です。さっそく、松茸ご飯にして頂きました。香りがすごい。秋を満喫しました。
ポポーの実を食す
宅急便の送り状には「ポポの実」と書いてあります。でも、一度も聞いたことがない名前です。どうやって食べるのだろう。
早速、送り主に、お礼方々、ポポーの実の食べ方を聞きました。すると、そのまま食べるのだそうです。
外見は、パパイヤに少し似ていますが、このような果物はこれまで見たことがありません。長年、中南米や東南アジアで仕事をしていた管理人が見たこともないというのは、とても珍しいと言うことでしょう。
どんなお味なのか興味津々!
たくさんある実の中で最も熟れているものを切ってみました。すると、プーンと南国の香りが広がります。
実を開いてみてドリアンを思い出しました。果肉がねっとりしていて、種がとても大きい。
期待を込めて食べてみます。・・・・・。
ねっとりしたクリーミーな舌触り。パイナップルのような風味が口の中に広がります。とても上品な甘さと風味を兼ね備え、舌触りもまろやか。
これは美味しい! なんなんだこの食べ物は!
ということで、早速調べてみました。
ポポーの実とは
Wikipediaによると次のように書かれています。
「ポーポー(英語: Pawpaw、学名:Asimina triloba)は、バンレイシ科に属する落葉高木。果実を食用とする。北米原産。明治期に日本に持ち込まれた。ポポーやポポーノキ、ポポ、アケビガキとも呼ばれる。」
果実の見た目や味は、南国のフルーツかと思ったのですが、「ポーポーの自生地はカナダのオンタリオ州からアメリカ合衆国東部ニューヨーク州から西はネブラスカ州南東部、南はフロリダ州北部とテキサス州東部(Wikipedia)」なのだそうです。つまり、結構寒い地域で自生しているということになります。
熱帯果樹に似ているのに温帯果樹で、寒さにとても強い。
そこで、種を庭に植えてみようかと思ったのですが、高さ11m程度に成長するようです。我が家では無理なのであきらめました。
鬼胡桃の割り方
送っていただいた鬼胡桃。これを割るのが一苦労です。
でも、鬼胡桃をきれいに簡単に割る方法も教えていただきましたのでご紹介します。
鬼胡桃はとてもおいしく西洋胡桃とは全く比較になりません。でも、鬼胡桃の殻はとても固く、割るのが難しい。
鬼胡桃をカナヅチで割ると粉々に砕けるか、おかしな形に割れてしまいます。それを、パカッときれいに割る方法をご紹介します。二つにきれいに割れると実を取り出すのがとても楽になります。
鬼胡桃の割り方
鬼胡桃をきれいに割るには、以下の方法を採ります。
1.鬼胡桃を水に浸け、一晩おきます。
2.鬼胡桃をザルに取り、水気を取ります。
3.ある程度水気が切れた鬼胡桃をフライパンか中華鍋に入れて乾煎りします。
4.かまぼこ板を用意し、その中央に鬼胡桃をはめ込む溝(穴)を掘ります。彫刻刀があれば楽にできます。溝(穴)のサイズは、鬼胡桃がはまる大きさです。鬼胡桃を固定するための穴です。
5.穴に鬼胡桃をセットし、包丁の刃を鬼胡桃の実の合わせ目にあて割ります。