新型コロナウイルスで巣ごもり状態の日本人は、何をしているのか。
テレビの視聴率はうなぎ登りで、過去最高記録を軒並み更新しているのではないでしょうか。
しかし、つまらないテレビなど見ないという若者たちは、ネットで楽しんでいるのでしょう。
しかし、ネット上のメディアが配信する記事は、見ていて不快なものが多く、気が滅入ります。
そんな中、管理人が気になったのが、ナイナイの「岡村隆史」さんに関するネットの情報です。まったくもって、不快! その対象は岡村さんではありません。このような情報を垂れ流すメディアに対する不快感です。
管理人は、ネットのメディアに対し強い不信感を抱いています。今回の岡村さんの報道をみると、より不信感が募ります。
それは、とても危険な世論誘導の手法を採用しているからです。
誰も責任を取らないメディアの記事の書き方
煽り記事をネット上でたくさん見かけるようになりました。
もしかしたら、一人のライターが書いているのではないかと思えるほど、その文章の構成は同じ。
その特徴は、次のようなものです。
- 煽りに煽る記事タイトルをつける
- 記事の前半は、どこかのニュースの単なる引用
- 記事の後半は、SNSではこういう発言が多数ある、と炎上を示唆
これを見て、「あっ、その通り!」と思った人もいるでしょう。
これって、とてもずる賢い書き方の記事になっています。タイトルの煽りの部分は、SNS上でたまたま誰かが発言した(確認できない)内容を記載し、自分が言ったものではないと責任逃れをするスタンスです。
記事執筆者は、よそのニュースサイトなどの当たり障りのないことを書き、ここでも、責任回避しています。
そして、記事の後半では、出典を示すことなく、SNS上の書き込みを紹介し(それが真実かどうかは不明)、炎上していると煽ります。
つまり、執筆者は、SNSの発言を紹介しただけ、という逃げの姿勢です。
このような記事は、特定のライターが書いていることは見え見えです。
まあ、書くのは勝手なので、好きなように書けばよいでしょう。問題なのは、それを配信しているメディアの存在です。配信により収益を得ているわけで、ライターのような責任逃れは通用しません。それは、会社組織として社会的責任を負うからです。
社会的責任を果たせないネットメディアは、必ず駆逐されます。
新型コロナウイルスにより世界で20万人以上が亡くなっている中で、煽り記事を配信するネットメディアは、その社会的責任が問われます。
現在の状況を見て危惧するのは、世論操作が簡単にできてしまうことです。そして、誰も責任を取らない。
SNSの書き込みを紹介しただけです、と言い逃れができる。
このような状況に、規制すべきという意見を言う人もいるのでしょうが、それはあまりにも短絡的です。ネットメディアが自主的に規制すべきことです。社会的責任において。
それができないのなら、「反社会的組織」としてやり玉に挙げられる。責任回避の煽り記事で収益を得ているのですから、「反社会的組織」とのレッテルを貼られても仕方ありません。
管理人はこのように感じるのですが、いかがでしょうか。
冒頭の岡村氏の話題は、まさに煽り記事そのものです。SNSで炎上したと書きながら、その出典を示さず、炎上の事実も確認できない。とても卑怯な配信手法です。アンフェアです。別の言い方をすると、後ろぎたない ・ 不平等 ・ 後穢い ・ 後ろ穢い ・ 偏頗 ・ 不正 ・ 不当 ・ 後汚い ・ 枉惑 ・ 不公平 ・ 失当 ・ 後ろ汚い ・ 不明朗。
1人のライターが「SNSで見かけた書き込みを根拠に”炎上”というタイトルで記事を書けば”炎上”」になる。
とても異常な状況にある、と管理人は感じます。
最高視聴率を更新しているのはテレビではなく、こうした煽り記事を配信するネットメディアかも知れません。
株を買うのならこうした煽り記事配信メディアがオススメ!
これからどんどん煽ります! 何しろ、SNSの書き込みを紹介しているだけなので、責任は一切なし! 会社一丸となって煽ります! えっ、何が悪いの?