写真を鉛筆画のように加工するフィルターは、ほぼすべてのレタッチソフトに導入されています。
ところが、有料の値段の高いソフトだからきれいな鉛筆画になるかというと、必ずしもそうではない。
今日は、この線画機能が優れていると管理人が感じているフリーソフトとwebサービスをご紹介します。
たくさん紹介しても、結局使うのはひとつかふたつなので、本当に役立つものだけ紹介します。
オリジナル画像は下の写真を使うことにします。
「塗り絵の下絵を作ろう」はフリーソフトで、、絵、イラスト、写真などから塗り絵用の下絵(線画)を自動作成することができます。
作った下絵を印刷して、絵の具や色鉛筆などで塗り絵を楽しめます。塗り絵の他、トレースの用途にも使用できます。
このソフトは、画面がシンプルな場合に特に優れた機能を発揮するように思います。とてもきれいに輪郭を抽出できます。言い換えれば、複雑な画面には不適と言うことです。
ソフトの操作はいたってシンプルです。下のような画面になっています。
webサービスでは、写真の様々な加工ができる『PhotoFunia』の中の「Pencil Drawing」機能が優れていると思います。ソフトをダウンロードする必要もなく、また、登録も不要で、簡単に利用できます。
PhotoFunia-pencil Drawing sample
『PhotoFunia』と類似のサービスを提供しているWEBサービスは他にもありますが、線画ならこのサイトがきれいに仕上がるように思います。
「写真加工.com」
日本語のサイトでは、有名どころの「写真加工.com」が使いやすく、様々な加工ができます。
これは鉛筆画ではないのですが、比較的きれいに仕上がります。
設定が少し複雑なので、上の画像の設定もアップしておきます。
「pho.to」
「photo.to」も様々な画像加工ができるサイトで、あまりの数の多さに、選ぶのに苦労するほどです。そのなかでも「sketch」はきれいな鉛筆画を描くことができるかなり優れた機能を持っています。ただし、細かな調整はできず、一発勝負です。きれいにできなかったらあきらめましょう。
「photo.to」は、たくさんの機能があり、探すのに苦労します。上の「sketch」は、[art.pho.to]の[Painting&Drawing]の中にあります。
「FotoSketcher」
「FotoSketcher」はフリーソフトで、Vectorからもダウンロードできます。
まさに、スケッチに特化したソフトなのですが、白黒画像では他のソフトやwebサービスに劣るようです。このため、カラーで作ってみました。
いろいろ試してみた結果、「art.pho.to」の[Painting&Drawing]にある[sketch]が最もきれいに仕上がると感じました。