漫画『ゴールデンカムイ』に出てくるアイヌの美少女「アシリパ」。とてもたくましく美しい少女として描かれています。管理人は、この漫画でアシリパを見るたびに、小林綾子が演じた「おしん」を思い出してしまいます。
アシリパが履いているワラで編んだ雪ぐつが、おしんのイメージと重なります。
おしん役を演じた小林綾子さんは、当時10歳でした。アシリパの年齢設定は12歳程度のようです。
アシリパのコスチュームを着た”おしん”役の小林綾子(当時10歳)
アイヌの方は美人が多い。
もし『ゴールデンカムイ』が実写映画化されるのであれば、アシリパ役は小林綾子に決定! おいおい、いつの時代だよ、という突っ込みが入りそうです。小林綾子さんは、現在44歳。それでは、小林綾子さんのお子さんが良いのでは?
残念ながら小林綾子さんにはお子さんはいらっしゃらないようです。
なぜ、アシリパとおしんが結びつくかというと、小林綾子さんを毎日、テレビで見ているからでしょう。
「えっ、テレビに毎日出ているの?」と思われた方もいるでしょう。小林綾子さんが出演している「J:COMテレビ」の「練馬人図鑑」という番組が繰り返し放映されるので、チャンネルを回すと高い確率でお目にかかれます。
ずっと、番組に出ているこの素敵な女性は誰だろう?、と思っていました。「小林綾子」という手書きの名札まであるのに、「おしん」役の小林綾子と同一人物だとは思いが及ばず。彼女は、練馬生まれの練馬育ち。現在も練馬に在住のようです。
ご当地情報満載のこの番組をたまに観るのですが、結構面白い。
Source: YouTube, “J:COMチャンネル ご当地人図鑑”
J:COMのケーブルテレビは、思っていたよりも広い範囲をカバーしているようです。練馬人図鑑がすべての地域で放映されているかは分かりませんが。
『ゴールデンカムイ』を読んでいると、樺戸集治監と贋作師である『熊岸長庵』が出てきます。
これは、以前の記事でご紹介した明治の二円札の贋札事件の犯人「熊坂長庵」をモデルにしているようです。この奇妙な偽札事件のことを知ると、『ゴールデンカムイ』をもっと楽しく味わえます。ただし、登場人物の時代が違うことが難点といえます。
【参考】
「アイヌの碑」、萱野茂、朝日文庫、1997、p.45 Photo