EXCELで旧暦時計(北斎時計)をつくる

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 Excelで不定時法の時計をつくっているのですが、少し問題があり、うまく動かない。戻り値を設定しないと無理なようです。24節気ごとの昼夜を順次読み込んでいくマクロにしようかと思います。

 不定時法のアナログ時計はなかなか難しいので、まずは、定時法の時計をつくってみました。
 時針は普通の時計と同じように動きます。

 ところで、十二支の文字盤と時針の指す方角は、不定時法ではないので、正しくありません。江戸時代の庶民が使っていた「不定時法」であれば、この時間は「夜四つ」「亥一刻」になる必要があります。不定時法での時間を知るには、24節気ごとに、昼と夜とで目盛りの間隔を変更する必要があります。

 このため、この時計は、単に文字盤を旧暦表示に変えただけのまがい物です。やはり、「不定時法」の時計が欲しい!



 背景画像は、先日アップした「すみだ北斎美術館」で撮影した北斎とお栄(応為)のジオラマの写真を、人物配置を加工して文字盤画面に収まるようにしています。

下は、こんな感じで動きますという、GIFアニメバージョンです。30秒まで表示しています。



 この定時法による北斎旧暦時計のExcelファイルはダウンロード可能です。こちらからDLできます
  ダウンロードパスワード:  9ei7x1b9

 「Start/Stop」ボタンで、時計をスタートしたり、停止したりします。
 マクロを有効にしないと動きません。時計は、わずか8行のマクロで動いているとても小さなファイルです。ファイルにロックはかけていないので、開いてみてください。