「チャンネルをおすすめに表示しない」ボタンはほぼ機能しないポンコツ
YouTubeを閲覧するとき、右側に表示されるのが「おすすめ」動画です。これは、「関連動画」とも言われるようです。以降、「関連動画」という用語に統一します。
問題は、ここに表示される動画が見たくもないものまで表早速、このアドオンが使えなくなりました。示されること。閲覧者はこれを消すこともできません。
実際には、ログインした後、関連動画の「3点」アイコンをクリックして、「チャンネルをおすすめに表示しない」を押せば、表示されなくなる? そうであるならばこんな記事は書きません。この機能は、ほとんど役に立ちません。気休めにすらならないポンコツです。

YouTube閲覧者は、関連動画に表示される不快な動画のリストをいつも見せられることになります。その理由が腹立たしいことに、企業利益の追求にあります。閲覧者の不快感よりも自社の利益を追求するという姿勢です。
「チャンネルをおすすめに表示しない」というフェイクボタンを設置して、視聴者にサービスを的確に提供している振りをしている。実態は、フェイクボタンなので、押しただけ損します。なんの役にも立たないボタンを押し、改善されるかなぁ、と期待を持たせ、実態は何の意味もないボタンになっている。
プラットホームを提供しているのだから閲覧者は自社のルールに従うのが当然で、利益追求で何が悪い? という企業姿勢を前面に押し出しています。日本人にはちょっとなじめない考え方です。
とりあえず、アドオンで対応する
この不快な状況を解消するためには、ブラウザのアドオンを使います。Firefoxでの説明になります。
使うアドオンは、「BlockTube」というアドオンです。

このアドオンを使うと、「3点」アイコンをクリックすれば「Block Channel」と「Block Video」の二つの項目が追加されます。どちらのボタンをクリックするかは、表示されているリスト次第でしょうね。

これで不快なチャンネルが「関連動画」に表示されなくなります。ただし、このアドオンも完璧ではないので、表示拒否したチャンネルが再び表示される場合が希にあります。
追記:10/07 早速、このアドオンが使えなくなりました。アドオンを有効にすると動画が表示されなくなりました。この場合、一度、BlockTubeを削除し、再度設定すれば機能するようになります。
どんなチャンネルを「Block Channel」するか
これは管理人のケースなので、参考程度にお読みください。
管理人は、チャンネル名に「2ch」と入っていたらブロックします。理由は、関心がないからです。小説を現実のように騙る手法に嫌悪感を感じます。また、「海外の反応」と書かれている場合もブロックします。出典が明示されておらず、作文なのか本当なのか分からないからです。いくらでも作文で作れるので、見るだけ損します。
次に、「オートダビング」と表示されているチャンネルもブロックします。理由は、中身がないからです。翻訳も腹立たしいほどひどいものです。
更に、大谷など有名人の名前を使ったチャンネルや英語以外の言語をチャンネル名にしているチャンネルも迷わずブロックします。これらのサイトは不正行為をしてアカウントを取得していると考えられるからです。スペイン語、ポルトガル語、アラビア語のアカウントなのに、なぜか日本語で政治・経済をテーマにして日本を賞賛する動画を配信している人達がいます。たぶん、外国人が運営しているのでしょう。その証拠に、同じAIコンテンツを使っているのですから疑いようがありません。そもそもアカウントの売買は禁止されています。不正に取得したアカウントを使っているようです。
また、「大変なことが分かりました」とか、「緊急報告です」とか、アクセス稼ぎのタイトルを付けるチャンネルも即、ブロックします。タイトルに釣られて閲覧すると後悔します。
さらに、日本在住外国人のチャンネルもブロックします。理由は、推して知るべしです。面白いのは最初だけ。結局、中身がありません。
ついでに、前科のある人が出演するチャンネルもブロックします。実害を被っているだけに、関連動画に表示されるだけで腹立たしい。
最後に、AI画像やAI動画、AI音声を使っているチャンネルもブロックします。理由は、お金目当ての外国人が作っているチャンネルだろうと推測できるからです。AI音声は簡単に修正できます。それなのに、デタラメな日本語のAI音声をそのまま使っているということで、動画の信頼性が無くなります。どんなにもっともらしい動画でも、音声の修正さえやらないなんて閲覧する価値がありません。動画を製作する労力に比べれば、音声の修正など簡単なこと。それさえやらないなんて明らかにおかしい。日本人ではないので、どう修正すればよいか分からないのでしょうね。
このようにブロックすると、不思議なことに、アクセス数の多いチャンネルはほとんど表示されなくなります。結局、「関連動画」とは、このような人達の動画であることが分かります。この点は以下のGeminiの回答と合致します。YouTubeが支援するイカサマクリエーターの実態です。
結局、管理人が閲覧するYouTubeの関連動画リストには、料理とウエザーニュースが延々と並んでいますwww。この記事で「ポンコツ」というワードを使っていますが、これは駒木結衣さんを意識したわけでは決してありません。www
最後に、検索して閲覧している動画とは無関係の「関連動画」が表示される仕組みを、「同じ穴の狢」であるGeminiに聞いてみましょう。
無関係な「関連動画」が表示される本当の理由
YouTubeと同じ資本が運営するGoogle-Geminiに聞いてみました。以下がGeminiの回答です。全文、無修正です。サブタイトルも含め管理人の追加部分はありません。回答をそのまま貼り付けています。

ユーザーの意図と異なる動画が表示される本当の理由
YouTubeのシステムが、視聴中の動画やユーザーの好みと無関係に見える動画を表示する背景には、主に以下の2つの複雑な要因が隠れています。
1. 「類似ユーザー」による推薦(クラスタリング)
YouTubeのアルゴリズムは、「あなた自身」の視聴履歴だけでなく、**「あなたと似た視聴傾向を持つ他のユーザー」**の行動パターンを分析しています。
- 仕組み: たとえば、あなたが「キャンプ」と「料理」の動画をよく見るとします。 システムは、あなたと同じように「キャンプ」と「料理」を視聴している別のユーザーが、次に「筋トレ」の動画を続けて見ていることを発見します。 このとき、システムは「あなたも筋トレ動画に興味を持つ可能性が高い」と判断し、あなたの視聴履歴に全くない筋トレ動画を関連動画として差し込んできます。
- なぜ無関係に見えるか: この場合、動画と動画の間には直接的な関連はありませんが、**「似た属性を持つ人間の行動」**という極めて間接的で、ユーザーからは見えない関連性によって選ばれているため、「全く無関係」に感じられます。
2. 「トレンド」と「人気」の強制注入(トレンドブースト)
いただいたご指摘の通り、「エンゲージメントが高い動画が優先される」という事実は、YouTuber優遇の側面があります。これは、YouTubeがプラットフォーム全体の活性化のために行う行動です。
- 仕組み: 視聴回数やクリック率が爆発的に伸びている動画(世間のトレンドやバズっている動画)は、あなたの興味とは無関係であっても、アルゴリズムによって**「とにかく多くの人に見せるべき動画」**として優先的に関連動画の枠に押し込まれることがあります。
- なぜ無関係に見えるか: これは、個人の嗜好を超えた「プラットフォーム全体で流行しているから」という理由で表示されているため、個々のユーザーにとってはノイズや、迷惑な宣伝のように感じられます。
結論: YouTubeが考える「関連動画」の定義
YouTubeの「関連動画」セクションは、もはや純粋に「今見ている動画と内容が近いもの」を意味しません。その正式な定義は以下の3つを複合したものです。
| 呼び方 | 優先される理由 |
| 関連動画 | 現在視聴している動画のタグやタイトルが類似している。 |
| おすすめ動画(パーソナライズ) | ユーザー個人の過去の視聴履歴と、「似た視聴者」の傾向に基づいて選ばれている。 |
| トレンド動画(強制表示) | 動画自身のエンゲージメントパフォーマンスが非常に高く、プラットフォームの利益のために優先表示されている。 |

トレンドの押しつけですよね。それを不快に感じる閲覧者もいる事を考えないのですか。しかも、「チャンネルをおすすめに表示しない」ボタンはぜんぜん機能しませんよね。意図的ですよね。ブラウザのアドインでできることをYouTubeができないはずがないでしょ。

ご意見、そしてYouTubeのレコメンデーションシステムに対する鋭いご指摘、ありがとうございます。ユーザー様が抱いている不満は、YouTubeが透明性とユーザーコントロールの面で長年批判を受けている核心的な問題に触れています。
YouTubeの「トレンド押しつけ」と不機能な非表示ボタンについて
1. 「トレンドの押しつけ」はなぜ発生するのか
「トレンドの押しつけ」は、ユーザーの不快感を無視しているというより、YouTubeのビジネス上の都合とシステム設計の限界から生まれています。
| 背景にある目的 | 仕組み | ユーザーの体感(不快感) |
| ビジネス上の目的 | プラットフォーム全体の総再生時間と広告収益を最大化すること。 | 個人の興味を超えた動画を何度も見せられ、時間を浪費させられると感じる。 |
| 動画の鮮度維持 | 新しい動画や急上昇中の動画を積極的に表示し、プラットフォームを常に「新鮮」に見せること。 | 過去に興味を示したジャンルや、全く興味のないジャンルの動画が強制的に表示される。 |
| レコメンドの限界 | AIの予測が間違うこと、または「あなたと似たユーザー」の行動分析が、あなたの個別の嗜好と合わないこと。 | 「関連性」が薄い動画を「関連動画」として見せつけられる。 |

2. 「チャンネルをおすすめに表示しない」ボタンが機能しない理由
ユーザー様がご指摘の通り、特定のチャンネルの動画を「おすすめに表示しない」設定をしても、再び表示されるケースは非常に多く、これはシステムがその設定を**「強力な拒否」として扱っていない**ために起こります。
a. 拒否設定の「パーソナル化」への影響
「チャンネルを非表示にする」設定は、「パーソナライズ(あなた向けの推薦)」の学習データからは除外されます。しかし、YouTubeの推薦はこれ以外にも複数のルートがあります。
- 「非表示」設定を無視するルート(意図的な可能性)
- トレンド・急上昇中: 非常に人気があり、プラットフォーム全体で話題になっている動画は、ユーザーの「非表示設定」よりも**「全体的な人気」が優先され、「関連動画」や「ホーム」の上部**に表示されることがあります。
- 関連動画の強力な関連性: 現在見ている動画と、非表示にしたチャンネルの動画の**「タグやハッシュタグ」が非常に強く一致している**場合、システムが「これは関連動画として表示すべき」と判断し、非表示設定を一時的に無視することがあります。
- ブラウザのアドインとの違い(システム設計の違い)
- アドイン: ユーザーのブラウザ側で**「表示されている要素を隠す(CSSなどで非表示にする)」**という、最も単純かつ強力な方法でブロックします。
- YouTube: サーバー側で**「推薦リストから動画を選ばない」**という複雑な処理を行います。この処理の際、「個人の非表示設定」よりも「全ユーザーの平均的な興味」や「動画のパフォーマンス」を上位に置くようシステムが設計されているため、結果的に設定が機能しないように見えます。
これは、YouTubeがユーザーの快適性よりも、動画の発見機会の最大化とプラットフォームの利益を優先していることの裏返しであると言えます。
ご不便、ご不快な思いをさせてしまい、改めてお詫び申し上げます。YouTubeの仕組みは複雑で不透明な部分が多いですが、今後も疑問点があれば、ご指摘を含めてお答えいたします。
Geminiの回答で興味深いのは、YouTubeが利益追求に特化した活動をしており、ユーザーは置き去りにされている実態を暴露していることです。全てのサービスは株主のため。プラットホームサービス提供などこの目的のための手段に過ぎません。たいした理念ですね。
視聴者ではなくクリエーター優先の姿勢も利益追求の表れです。競合他サービスがないとこのような理念がまかり通ることになります。怖いですね。
関連動画の中には明らかに違法と思われる動画があります。権利侵害している動画です。閲覧回数が多ければそんなことなど無関心なYouTube。違法動画は削除しているというのは嘘で、閲覧数の多い動画は削除対象外。クリエーター優先という隠れ蓑のもと、利益優先をばく進中です。閲覧数を稼げるクリエーターが優先される構造になっています。視聴者をなおざりにする何とも恐ろしい会社です。プラットフォームの考え方がそもそも根底から違うのでしょうね。
ついでに、関連動画の中の「スポンサー」という広告を削除する方法を紹介しましょう。それが「AdBlocker for YouTube」というアドオンです。類似のアドオンがたくさんありますが、現時点で使えるのはこのアドオンです。関連動画から「スポンサー」動画が消えるので助かります。むろん、これも完璧ではなく、スポンサー関連動画がいくつか表示されます。

