「JPEGに字を記入したい」というキーワードでアクセスがあったので、簡単な方法をご紹介します。
写真に文字を入れる方法は色々あるのですが、今回は、たいていのパソコンにインストールされていると思われるWORDを使った文字入れ方法をご紹介します。
OFFICE(WORDやEXCELなど)を使った文字入れ方法
この方法のメリットは、文字の種類や形、位置などが自由に設定できることです。以下、WORD2007を使って説明します。
① WORDを起動し、メニューバーの[挿入]⇒[図]から、文字入れしたい画像を選択し、[挿入]をクリックすると、シートに画像が読み込まれる。
② メニューバーの[挿入]⇒[ワードアート]
[A]がたくさん書かれたメニューが表示されるので、適当に選択する(後で変更可能なので)。
③ 「ここに文字を入力」というテキスト枠が表示される。適当な位置に移動する。枠内の文字を消して、書きたい文字を入力する。
④ 後は、文字のフォント、色やサイズを変更。影を付けたり加工します。
⑤ 文字を選択した状態で、メニューバーの[挿入]⇒[ワードアート]と進み、アート効果を選び直します。グラデーションをかけるより、通常のワードアートの効果の方がきれいなのでこれに決定。
⑥ 最後に保存です。実は、これが一番難しい。保存段階でぼやけた文字になってしまうからです。
一番簡単な方法は、画面をハードコピーするものです。[Fn]キー + [Prt Scr]キーで表示画面をハードコピーして、IrfanViewなどのソフトに[Ctrl]+[V]で貼り付けます。
Excelにはカメラ機能があるので、リボンに登録しておくとスクリーンショットを簡単に撮ることができます。Wordにはこの機能はないようです。
画像の出力方法
綺麗にも字入れができても、画像として綺麗に保存できなければ台無しになります。
画面をハードコピーする方法は少し原始的な感じなので、もう少しスマートでよりきれいにできる方法をご紹介します。
まず、画像とテキストボックスをグループ化します。
読み込んだ画像を選択し、右クリックして最前面へ移動をクリック。すぐに、右クリックして[最背面へ移動]をクリック(この操作で「画像」と「テキストボックス」をグループ化することが可能になる)。「画像」と「テキストボックス」をグループ化する。
ファイルを保存します。その時、[名前を付けて保存]を選定し、ファイルの種類で “webページ(*.htm;*html)”を選択して保存します。保存すると、先ほど付けたファイル名と[同じ名前+files]というフォルダができます。そのフォルダの中に、画像をpng型式にしたファイルが保存されています。これが、とてもきれいに出力する方法です。
png型式はとてもきれいなのでそのままで使えますが、どうしてもjpg型式にしたい場合には変換して下さい。
png型式からjpg型式に変換するには、管理人ならIrfanviewを使いますが、無料の多機能ファイラー「Seez」でも簡単にできます。たくさんの画像を一括変換するときにはSeezを使っています。これについては過去記事でご紹介しています。