語学の学習にお金をかけるのはもったいないかも。
ラジオで学ぶスペイン語
NHKには受信料を支払っているのだから、NHKを十分活用しましょう。
今回は、スペイン語のニュースの音声とその読み上げ原稿の入手方法。
入手方法というほど大げさではないが。
スペイン語を勉強している人に少しは役立つかなぁと思います。
NHKのHPは親切そうでいて、実はなかなか欲しいところにたどり着かない。使い方がよく解らない。ラジオの音声は聞けるけど読み上げ原稿(スクリプト)はどうやって入手するの、という人のために、PDF版を作りました。
下のリンクからダウンロードできます。
NHK WORLDを使いこなす
言葉を学ぶには、「聴くこと」が一番。
でも、聴いていれば解る、・・なわけがない。
会話の中でなら、それはあり得ます。質問できるので、解らないところや聞き取れないところを相手に聞いて、正しい言葉を覚えることができるからです。
ラジオの場合、テキストがその役に立ちます。
たしかに、世の中には聴いただけで外国語を覚える人がいますが、実際にはネイティブの「話し相手」を見つけて、正しい言葉に修正してもらっています。
恋人ができると語学の修得が早い、と言われる理由は、好きな人に自分の気持ちを伝えたいため一所懸命勉強するというのはもちろんのこと、実は、恋人がその人の言葉の間違いを正してくれることが上達の秘訣だと思います。
グアムとかハワイとかロスとか、その他の国々に変な日本語と、変な英語(または現地語)を「流ちょうに話す」日系1世の人がたくさんいます。彼らは、たぶん、自分の話す言葉をチェックしてもらう機会が少なかったのだと思います。
もちろん、1世の方で現地語を流ちょうに話される人もたくさんいます。
この違いは、「聴いていれば解る」ということではないことを証明していると思います。
耳を慣らすことは重要で、ラジオのニュースは、時事用語がふんだんに使われているため有効な学習方法ですが、聴いているだけではだめです。
テキストで内容を理解し、自分の言葉で言い換えてみるのが有効な学習方法かなぁと思います。