Excelで日程表を作る

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 Excelで日程表を作ると、後々になって役に立つことがあります。例えば、3年前のあの会議はいつだったか、など過去の日程も簡単に探し出せます。もちろん、日々の日程管理にも役立ちます。

 ところで、これをExcelで作ろうとするとちょっとめんどくさい。
 そこで、簡単に作る方法をご紹介します。

 下の画像のような日程表を簡単な操作で作ります。2分くらいで作れます。

1.日付け
 セルに「1/1」、「1/2」と入力し、その二つのセルを選択して、選択された部分のセルの右下をドロー。これで、日付けが自動的に入力されます。

2.曜日
 ① 曜日の範囲を選択して右クリック。
 ②[セルの書式設定]⇒ [表示形式]タブの「ユーザー定義」
 ③ 「種類」のボックスに「aaa」と入力し、[OK]。
 ④ 日付けのセルを曜日のセルにコピー(たとえば、セルA3に [1/1] 、セルB3に[+A3]と入力 )

 これで、曜日が自動的に表示される。

3.祝日の設定
 別のシートに祝日を記入し、範囲を選択して右クリックし、[範囲に名前を付ける]を選び、[祝日]と名前を付ける。

4.土曜日、日曜日、祝日に色を付ける
 つぎに、土曜日(青字)、日曜日(赤字)、祝日(緑字)と文字の色をそれぞれ変え、さらにセルに色を付けます。

 ① 日程表全体の範囲を選択
 ②[ホーム]タブ ⇒[スタイル」グループの[条件付き書式] ⇒ [新しいルール]
 ③[数式を使用して、書式設定する]⇒ボックスに =WEEKDAY($B3)=7 と入力
 ④ 書式ボタンをクリックし、[フォント]タブの「色」で青色を選択。[OK]
 ⑤[塗りつぶし]タブで、灰色を選択。[OK]

 これで、土曜日が青文字で、さらにセルが灰色で表示される。

 ⑥ 上と同じ操作を繰り返し、上記③で、=WEEKDAY($B3)=1と入力
 ⑦ 上記④で、赤を選択、上記⑤で灰色を選択。[OK]。

 これで、日曜日が赤文字で、さらにセルが灰色で表示される。

 ⑧ 同様に、上記③で、=COUNTIF(祝日,$B3)=1 と入力
 ⑨ 上記④で、緑を選択、上記⑤で黄色を選択。[OK]。

  これで、祝日が緑文字で、さらにセルが黄色で表示される。

 以上でオリジナルの日程表ができあがります。

 自分で作るのがめんどくさい、という方のために、管理人が作ったEXCELファイルをダウンロードできます。パスワードは不要です。今年の1月1日から来年の3月31日まで表示されています。

 ダウンロードは、こちらから

 このファイルは、日付けの年と祝日を変えれば、永久に使用できます。

 たとえば、来年の日程表を今作るには、セルA3で、[1/1]ではなく、[2013/1/1]。[1/2]の所は、[2013/1/2]と入力し、後は同じ作業です。日付けだけを変更すれば、残りの設定は不要で自動的に変更されます。

 通常使うには、当該月のみ表示し、残りの月は非表示にしておきます。