Elan Language vs Google翻訳 本当はどっちが優れているの?

PC編

 クックパッドの日本語レシピで翻訳対決 Elan Language vs Google翻訳。上手に英訳したのはどっち?

 オンライン翻訳のElan Languageが、自社の知名度向上のために、Google翻訳に挑んだ動画“Taste the Translation”が昨年公開されました。

 Elan Languageというweb翻訳を知らなかったので、興味津々で動画を見ました。翻訳の比較対象に選ばれたのはクックパッドに掲載されている日本語レシピです。

 この動画を見ると、Google翻訳がひどい訳をしていることが分かります。そして、Elan Language翻訳では適切に訳している。

 でも、これは本当でしょうか。もし、Elan Language翻訳がそれほど優れているのならうれしい限りです。早速比較してみました。

web翻訳比較

 今回の翻訳比較に用いる原文は、オークアイランドのミステリーのWikipedia版(The Oak Island mystery)を使うことにします。

Web翻訳

原  文 、  訳  文

原   文

The Oak Island mystery
For more than two centuries treasure hunters, archeologists, engineers, and explorers have been trying to solve the mystery of what might be buried or concealed through extraordinary means on Oak Island. Hundreds of publications, books, documentaries, and programs have featured the island, and it is the subject of the History Channel’s reality television series titled The Curse of Oak Island. The show takes its name from a supposed local legend about how seven people must die before the treasure will be found. Theories of what could be buried range from pirate gold, Roman outpost, Spanish treasure, Knights Templar treasure, Rosicrucian vault, King Solomon Temple artifacts, Ark of the Covenant, an ancient tomb, or the lost Shakespeare manuscripts. Areas of interest on the island include the shaft known as the Money Pit, a newly discovered underground cavern at the bottom of “Borehole 10X”, a formation of boulders called “Nolan’s Cross”, the beach at “Smith’s Cove”, and the triangle-shaped “Swamp”. Throughout the island, people have found artifacts such as the “90 foot stone” depicting hieroglyphics, ancient coins, discovered flood shafts, and recorded strange glyphs on rocks. Repeated excavations have even reported layers of apparently human-made artifacts as deep as 31 metres (102 ft) that have ended in collapsed excavations and flooding. Critics argue that there is no treasure and that the Money Pit is a natural phenomenon, likely a sinkhole.

Google 翻訳

オークアイランドの謎
 2世紀以上の場合はトレジャーハンター、考古学、エンジニア、探検家は、オークアイランドに臨時の手段を介して埋めたり隠すことがかもしれないものの謎を解決しようとしています。出版物、書籍、ドキュメンタリー、及びプログラムの何百もの島を取り上げており、それはオーク島の呪いと題しヒストリーチャンネルの現実のテレビシリーズの主題です。ショーは宝物が発見される前に、7人が死ななければならないかについての想定地元の伝説からその名を取ります。海賊金の範囲、ローマの前哨基地、スペインの宝物、テンプル騎士団の宝、薔薇十字会ボールト、ソロモン王の寺院アーティファクト、コヴナント、古墳、または失われたシェイクスピアの原稿の箱を埋めることができたものの理論。島に興味のある分野は、マネー・ピット、「ボーリング10X」の下部に新たに発見された地下の洞窟、「ノーラン・クロス」と呼ばれる岩の形成、「スミスコーブ」のビーチとして知られているシャフト、及び三角形を含みます「沼」の字型。島全体を通して、人々はこのような「90フィートの石」描いた象形文字、古代のコインなどのアーティファクトを発見した、洪水のシャフトを発見し、岩の奇妙なグリフを記録しました。繰り返し発掘調査でも明らかに人為的アーチファクトの層の深として崩壊した発掘調査や洪水に終了した31メートル(102フィート)を報告しています。批評家には宝がないことやマネー・ピットは自然現象、可能性陥没穴であることを主張しています。

ELAN LANGUAGES翻訳、Bing翻訳

オーク島ミステリー
 以上 2 世紀宝物ハンター、考古学者、エンジニア、および探検家は埋葬またはオーク島の特別な方法によって隠されているかもしれないものの謎を解くしようとされています。何百もの出版物、本、ドキュメンタリー、およびプログラムの特色、島、ヒストリー チャンネルの現実テレビ シリーズのオーク島の呪いをタイトルの件名です。 宝の前に死ぬ必要がありますどのように 7 人のはずの地元の伝説からその名を取りますが見つかります。何ができるかの理論埋葬海賊ゴールドから範囲ローマ前哨スペイン語の宝、テンプル騎士団の宝、薔薇十字会ヴォールト、キング ソロモン神殿アーティファクト、契約の箱、古代の墓や失われたシェークスピアー原稿。 島に関心のある分野には、「湿地」「ノーランの十字」、「スミス ・ コーブ」、および三角形のビーチと呼ばれる岩の形成お金ピットで「孔 10 X」の下部に新たに発見された地下洞窟として知られているシャフトにはが含まれます。 島全体、人々 は象形文字、古代コインを描いた「90 フィートの石」洪水シャフトを発見した岩の上奇妙なグリフを記録とアーティファクトを発見しました。繰り返される発掘調査は、終了している 31 メートル (102 フィート) として深い掘削が崩壊、洪水もどうやら人為的成果物の層を報告しています。宝がないと、自然現象、多分陥没をお金のピットには、評論家が主張します。

Yahoo翻訳

オーク島ミステリー
 2世紀以上トレジャー・ハンターにとって、考古学者、エンジニアと探検家は、オーク島の上に驚異的な手段によって埋められるかもしれないか、隠されるかもしれないことの神秘を解こうとしていました。 何百もの出版物、本、ドキュメンタリーとプログラムは島を呼び物にしました、そして、それはオーク島の災いのもとというタイトルの歴史チャンネルのリアリティーTVシリーズの対象です。 ショーは、宝が見つかる前に、7人がどのように死ななければならないかについて、想定されたローカルな伝説からその名前をとります。 埋められることができたことの理論は、海賊金、ローマの最先端、スペインの宝、テンプル騎士団員宝、バラ十字会員の金庫室、ソロモン寺人工品王、契約の箱舟、古墳または失われたシェークスピア原稿から変動します。 島の関心の領域は、マネー穴、「ボアホール10X」の底の新しく発見される地下洞穴、「ノランの十字」と呼ばれている玉石の形成、「スミスの入江」のビーチと三角形形の「沼」として知られているシャフトを含みます。 島中で、人々は「90フィートの石」のような人工品が象形文字、古代のコイン、発見される洪水シャフトを表しているのを発見して、岩の上で変なシンボルを記録しました。 繰り返された発掘物は、明らかに人間製の人工品の層さえ崩壊した発掘物と氾濫で終わった31メートル(102フィート)と同じくらい深いと報告しました。 批評家は、宝がない、そして、マネー穴が自然現象(たぶん穴)であると主張します。

翻訳結果の比較

 Googleは正しい日本語を理解できないようです。意味不明の文字を羅列しているだけです。これで日本語翻訳ができるなどとはおこがましい。翻訳された文章を読んでも意味不明。そもそも、文章と呼べるレベルに達していない。本気で日本語に訳していると考えているのでしょうか。プログラムを最初から作り直した方が良いのではないでしょうか。

 さて、今回、注目のELAN LANGUAGES翻訳ですが、はっきり言ってがっかりです。Googleと同様、意味不明の単語の羅列です。驚いたことに、翻訳結果がBing翻訳と完全に一致しています。Bing翻訳は、ELAN LANGUAGES翻訳のエンジンを使っているようです。ELAN LANGUAGES翻訳は500文字までしか訳せないのですが、Bing翻訳はもっと多くの文字を訳せます。もし使うとするとBing翻訳の方が良いのですが、翻訳レベルが低すぎて、Google翻訳と同様に実用レベルに達していません。

 最後に、Yahoo翻訳です。これは、日本語にかなり近い。訳文を読んでいて、だいたいの意味を知ることができます。

 今回の比較では、少し長い文章で比較してみました。海賊の財宝関係の英文は訳しにくいのですが、Yahoo翻訳は適切に訳しているように思います。やはり、web翻訳を使うならYahoo翻訳です。

 ELAN LANGUAGES翻訳は、動画で比較する相手を間違えています。Google翻訳と比較しても意味がない。Yahoo翻訳と比較すべきでした。動画作りは上手でも、翻訳性能がお話にならないのではどうしようもありません。

 この記事のタイトル『Elan Language vs Google翻訳 本当はどっちが優れているの?』

 その答えは、どちらも最低レベルのweb翻訳だという結果になりました。期待していただけにとても残念です。

 今回はexcite翻訳は載せなかったのですが、試してみたところ、まずまずの翻訳精度でした。以前は箸にも棒にも引っかからないようなひどい翻訳だったけれど改善されている。翻訳エンジンを変えたのだろうか?