昨日、気づいたのですが、bing検索にアクセスできなくなりました。ふだんbing検索を使うことはないので、どーでもよいのですが、一応、アクセスできるように修復しました。
ネットの接続には問題なく、他のサイトは普通につながるのに bing検索、bing翻訳などbing.com のサイトにはつながらない。 Firefox、Chromeとブラウザを変えても結果は同じ。
Firefoxの画面
Chromeの画面
いきなり解決策
この不具合は、マイクロソフト社のいつもの迷惑トラブルです。さっさと解決します。
Windows Defender のファイアウォールをリセットします。これだけで問題は解決します。
以上。
・・・と、そのやり方は?
次の手順でリセットします。
- [コントロールパネル] ⇒ [システムとセキュリティ] ⇒ [Windows Defender ファイアウォール]の下の[ファイアウォールの状態の確認] ⇒ [既定値に戻す]
- すると、[既定値に戻す -確認]ダイアログが開き、以下のメッセージが表示されます。
「既定の設定を復元すると、Windowsのインストール以後 Windows Defender ファイアウォールに対して行った設定がすべて削除されます。これにより、アプリいくつかが機能しなくなる場合もあります。 続行しますか?」[はい]をクリックします。
作業は以上です。これだけでbing.comに問題なくアクセスできます。
いきなり結論の前段階の作業
せっかちな人が多いので、いきなり結論を書きましたが、いろいろ調べた結果、Windows Defender のファイアウォールが今回のトラブルの原因であることを確認しています。
やった作業は以下の通り。
- つながらないドメインの確認:bing検索、bing翻訳などbing.comのドメインだけつながらないことが判明。同じマイクロソフト社運営サイトでもMSN はつながる。
- ブラウザはFirefoxを使っていたが、Chomeでも同じ現象が起きることを確認。 ⇒ ブラウザやクッキーが原因ではない>
- スマホで bing.com に接続 ⇒ 問題なく接続できる。 ⇒ ルーターの問題でもない。
- CCleaner を使って、パソコンの掃除。キャッシュ、クッキー、ゴミ箱などの掃除 ⇒ 変化なし。
- ウイルス対策ソフト(ESET)を一時的に停止して確認 ⇒ 変化なし。 ⇒ ウイルス対策ソフトが原因ではない。
- ESET側からファイアウォールをオフにする。 ⇒ 変化なし
- 残るのは、マイクロソフトの迷惑機能の決定版「Windows Defender」。また、こいつか! ⇒ 「Windows Defender」で、ファイアウォールを停止する。 ⇒ つながった! 原因を特定!
Windows10 のパソコンが「bing.com」にだけつながらないという奇妙な現象。bingがこっそり悪いことをしようとしていたが、Windows開発部門にその情報が伝わらず、ファイアウォールで自分の会社のサイトを排除してしまった!?
Windows Defender は、ウイルス対策ソフト(ESET)の管理下にあると思っていたのですが、どうやら違うようです。
Windows のトラブルにはうんざりしているので、記事はこれでおしまいです。