今年の夏の気温上昇は本当にヤバイかもしれないことが分かるGIFアニメ

ミステリー

 NASAとNOAA(米海洋大気庁)が異常気象についての警告を出しています。今年5月の警告が有名ですが、実際には昨年からずっと警告しています。

 1850年から2016年3月までの166年間の全球気温変化(Global temperature change)を月別のレーダーチャートで表示したものが下のGIFです。

 これを見ていると、空恐ろしさを感じます。


         Source:『theguardian』より作成

 表示のスタートは1850年から。皇女和宮が生まれたのが1846年8月1日なので、この年、和宮は4歳でした。1851年7月12日、和宮は孝明天皇の命により有栖川宮熾仁親王と婚約します。そんな時代です。

 グラフを見ると、当時の気温が現在よりかなり低かったことが分かります。

 グラフの年代が進むにつれて、ある範囲に収まっていた気温が徐々に高くなり、2000年頃を境に一気に高温化に向かっていることがグラフから容易に読み取れます。

 しかも、今年、2016年の振れ幅が大きすぎる。『警告』ではなく、『警報』のレベルかも。
 
 現在の地球は氷河期に向かっているという説もありますが、166年間の気象データを見ると、温暖化にまっしぐらであることは間違いないようです。年別のグラフより、月別のレーダーチャートの方が視聴者に与えるインパクトは大きいように思います。

 上のGIFアニメでは、1871年で少し表示間隔を開けています。この年の12月、岩倉使節団が横浜を出港しています。この時代の気候変動はある一定の範囲に収まっているように見えます。現代から見るととても寒そうです。

 NASAが警告を発しても、我々はどうすれば良いというのでしょうか。もっと真剣に地球規模の気候変動について考えるべきであることは間違いないでしょう。

 でも、もっとできることはないのでしょうか。
 基本的にはCO2の削減。でも、どうもここら辺がうさんくさい気もします。

 大気中の二酸化炭素(CO2)が急激に増加していることは間違いないようです。
 でも、ふと、疑問が生じます。二酸化炭素の中のO2はどこから来たのか。大気中の酸素が減って誰かが窒息ししたという話は聞きません。

 逆に、二酸化炭素の排出を少なくしすぎると、酸素が増えすぎるという状況になる?
 どのようなメカニズムになっているのでしょうか。

 大気中の二酸化炭素が急激に増えたといっても大気組成が変更になるほどの変動ではないということでしょうか。二酸化炭素が増えたのなら、大気組成上、何かが減っているように思えます。

 増加した二酸化炭素。その構成元素である炭素(C)。本来、地上の、あるいは地下の固体として蓄えられていた『炭素』が大気中に漂っているということでしょうか。

 太古の地球に充満していた二酸化炭素は、海に溶け込んだようです。海水温が上昇すると大気中の二酸化炭素の海水に溶け込む量が増えるのではないか、と思えます。

 さまざまな説が唱えられていて、どれが本当か分からない。間違いないのは、国連の技術者の話は眉唾物だということ。彼らは、国連を腰掛け程度にしか考えていません。どこかの大学教授のイスを手に入れるためにセンセーショナルなことを国連の名で発表し、実績を作ろうとします。『国連が発表した』という情報は疑ってかかりましょう。
 
 ネット上にあふれる情報は、その出典を辿り、辿れなければフェイクと考えた方がよいように思います。

 管理人は、NASAの情報は信頼しています。しかし、それを孫引きした記事が憶測を交えて内容を歪曲した記述をしている場合が往々にしてあります。これも要注意です。

 今回の分野について、管理人は決して素人ではないのでもっと詳しく書きたいのですが、それは別の機会に。