雪国の屋根の雪下ろしにこんなツールを使っている事例を知らない

生活編

 この冬は豪雪で、雪国にお住まいの人たちは雪かきに大変だと思います。

 管理人は、山形の豪雪地域に住んだことがあるので、雪かきの大変さは身に染みて感じています。

 スーパーに車で出かけるのに、駐車場から車を出すために1時間雪かきをしました。そして、スーパーから帰ってくると、今度は、駐車場に車を入れるために再び雪かきです。

 今となっては懐かしい思い出ですが、雪国の生活は本当に大変です。

 雪かきについて、下の動画を見つけたのでアップします。

 何と便利なツールなのかと驚いたのですが、これって、日本では使えません。

 屋根の雪下ろしで問題となるのが、落とした後の雪の処分方法です。住宅が密集している地域では、これが悩みの種。

 周囲に民家が隣接していない田舎なら使えるかというと、やはりダメかも。理由は、周囲の雪の量が桁違いに多いから。

 屋根の雪下ろしは大変な作業ですが、屋根の構造を変えるだけで雪下ろしが不要になります。

 管理人が住んでいた宿舎は、二階から出入りできるほど雪が積もるのですが、屋根の雪下ろしは不要でした。屋根が急傾斜になっていることと、屋根の頂上部分に左右の屋根と縁切りする構造があり、屋根に積もった雪は、自然に落下していました。

 それに、動画のような低い屋根は日本家屋にはありませんね。通常は2階建てなので、動画のようなグッズを使いたくても使う場所がありません。

 背の低い倉庫なら使えるかも。

 ツールに付いているビニールの布のようなものは、雪を滑らせるためのもの。

 テレビショッピングで使えそうな動画ですが、現実の使用現場とはあまりにもかけ離れているように感じます。

銀山温泉で撮影

 上の写真のように二階の屋根は高い! この写真の右側の通路を歩いていたとき、屋根から雪が落ちてきてビックリしました。死ななくてよかった(汗)。写真は管理人が銀山温泉で撮影したものです(3階建てです)。タイで人気の温泉地の写真のようです。

 除雪しているため雪が少なく見えるのですが、周囲は2メートルを超える雪の壁になっています。