前回、ウィリアム・アドルフ・ブグロー(William Adolphe Bouguereau)の絵画L’Amour s’envoleの天使を動かしてみたのですが、天使を切り抜いて、上下に動かしているだけの単純なものでした。
とりあえずアップはしたものの、どうも達成感を感じないので、作り直してみました。
今回は、天使の羽が動いています。天使の足の交差している部分もきれいに動いています。これらの動きはとても難しい。
この滑らかな動きを作りたいとずっと思っていたのですが、なかなか難しく失敗の連続。試行錯誤の結果、やっとできました。サイズがとても大きいので、縮小版をアップします。
GIFアニメーションバージョン
この古典絵画を動かすという斬新なアイディアの作品を多数発表しているイタリアのRino Stefano Tagliafierro氏のテクニックは、なんとか再現できるようになりました。最初に彼の作品を見たときは、美しい画質に圧倒され、どうやって作るのだろうと不思議だったのですが、自分でも何とか作れるようになったので満足です。
今回の天使の羽の動きを改めてみると、これでは飛べない。羽の動きがちぐはぐです。めんどくさいのでこのままにします。シネマグラフ、というかアニメーションはなかなか奥が深くて、気に入った作品に仕上がりません。