動く絵画を作ってみた

 一枚の絵画をまるで動画のように動かすという作品が公開されていました。イタリアのアニメーター Rino Stefano Tagliafierroさんの作品です。なかなか見応えがあります。画像の一部分だけが動く『シネマグラフィ』とは違い、絵画自体の持つ迫力に加え、それが動き出すことでさらなる躍動感が伝わってきます。

B E A U T Y – dir. Rino Stefano Tagliafierro from Rino Stefano Tagliafierro on Vimeo.

 ネット上で、この動画を切り取ってGIFアニメにして公開しているサイトがたくさんありますが、うちのサイトでは、よそ様の動画をパクるのではなく、アイディアをパクることにします(笑)。

 この動画の中の少女の絵を使って、同じようなものを作ってみました。GIF版です。

 アニメーションが動かない場合があるのでYouTube版も作ってみました。(リピート再生します。)

 

 この絵は、19世紀のフランスの画家ウィリアム・アドルフ・ブグローの『The Difficult Lesson (1884)』という作品です。以前から気に入っていた作品なので、動画の中でこの少女が動き出したときには感動しました。

作り方

 動画と同じ箇所を動かしています。頭と指、そしてリボンの三カ所です。動かす部分はそれぞれ切り取って別のレイヤーにし、さらに、動かしたときにオリジナルの部分が見えないように、背景画像の該当部分を消したものを作っています。

 作り方はいろいろあると思いますが、管理人はPhotoshopとFotoMorphを使って作りました。

 PhotoshopのTweensでは残像が残り、きれいにできないので、FotoMorphも使っています。

 さらに、FotoMorphではコマ単位の時間調整ができないので、giamを使って時間調整と最適化をしています。

 どのように動かすか、いつも悩むのですが、Rino Stefano Tagliafierroさんの動かし方が参考になりました。胸のリボンがゆっくりと滑らかに動くシーンが気に入っています。