[JTrim]というレタッチソフトをご存じの方も多いと思います。
最終更新日が2007年10月20日というガラパゴス的なフリーソフトですが、何と、Vectorの「2014年 年間総合ランキング(Windows)」で28位に輝いているそうです。ソフト制作者の「Woody Bells」さんが報告されています。
このソフトが初めて公開されたのは、16年前の1998年12月7日のこと(v1.00 Beta1)。レイヤー機能がなく、現在では時代遅れな感じのソフトなのですが、年と共に人気が出てきているところが不思議です。
今日は、このような素敵なソフトを無料で配布されている制作者様に敬意を表して、応援記事を書くことにします。
管理人は、[JTrim]をたまに使っています。
それは、写真にモザイクをかけたい時と、「超新星」の効果を入れたいとき。この二つの機能を併せ持っている軽いレタッチソフトはなかなか見つかりません。
「超新星」効果とは、例えば下の画像のような感じです。
[JTrim]の評価が高いのは、簡易型レタッチソフトとして完成しているからなのでしょう。
メニューの一番右にある[透明色の設定]と[加工]⇒[拡散]を使うと下のような画像を簡単に作ることができます(アニメーション化はGiam使用)。
また、管理人が大好きな下のような動きの少ないGIFアニメも簡単に作れます。
これは、「きれいで小さなGIFアニメ」を作るために、少し変わった作り方をしたので、簡単に説明します。
JTrimで猫の片方の目の部分だけを選択し、[渦巻き]効果を軽くかけ、もう一方の目も同様に効果をかけて保存。
Giamに読み込み、アニメーションGIFを作ります。
ところで、この元になったセサール君の写真はサイズがとても大きいので、Giamで一度最適化します。それでもできあがったGIFファイルは巨大です。そこで、『GIF Resizer』を使って、幅300pxにサイズを縮小します。できあがったGIFファイルのサイズは94KBです。ここで、もう一手間かけてサイズを小さくします。
『GiFResizer』で縮小したファイルをもう一度Giamに読み込み、最適化をします。これでファイルサイズが64KBまで縮小できました。このサイトの標準的画像サイズまで縮小できました。
JTrimの面白い[効果]としては、「つまむ」と「パンチ」があります。
範囲を指定して、[パンチ]効果をかけると、下のような画像も作れます。
いつ見てもカワイイです。