最近、知人が癌で亡くなるケースが増えており、癌という病気に関心を持つようになりました。
管理人が以前から注意しているのは、ピーナッツのカビ毒アフラトキシンです。
このアフラトキシンは、「自然界最強の発がん性物質」として知られているとても怖いカビなのですが、日本ではほとんど着目されていません。
どれほど怖いカビかは、研究者がこのアフラトキシンを扱うときの服装を見れば分かります。まるで放射能除染作業の時のような完全防御の服装です。それほど怖いカビなのに、巷では知られていない。管理人は研究者から直接聞いたので知っていました。
アフラトキシンの強烈な発がん性は確認されており、主に肝臓癌を引き起こす原因物質になっているようです。アフラトキシンは、あの悪名高きダイオキシンの数百倍の発がんリスクがあると聞いた記憶があります。研究者も取り扱いには細心の注意が必要な毒物です。
あなたの周辺に、ピーナッツ好きの人で肝臓癌で亡くなった方はいませんか? もし、いたとしたら、アフラトキシンを疑う必要があります。
ナンデモありの国、中国産のピーナッツは要注意でしょう。「ナンデモあり」の意味は、日本の検査をすり抜けるような裏技を使っている可能性があるからです。日本国内のメーカーさんは検査済み・証明書付きの正規品と思って使っているかも知れませんが、生産国も流通も中国人が関わっているのでは、信用しろと言うことの方がムリです。
中国の富裕層は、自国の商品を信用していません。わざわざ日本に日本製の粉ミルクを買いに来るほどです。もしそれが「メイド・イン・チャイナ」だったとしても、日本の検査態勢を信用しているようです。それしか選択肢がないと言うことでしょう。
でも、日本の検査も万能ではありません。
ちなみに、我が家では、中国産の食品は御法度。そんな物を買うと、うちの奥様にこっぴどく叱られてしまいます。
管理人は、食品の安全性に対する不安を煽って風評被害をもたらすようなことを書くつもりは毛頭ありません。
しかし、「平成27年度から平成29年度における厚生労働省の輸入食品等の食品衛生法違反事例を確認すると、大粒落花生や炒ったピーナッツなど、中国から輸入されたピーナッツ製品で87件の違反があった。全ての違反理由が、国が定めた基準値を超えるアフラトキシンが検出されたことによるものだ。(出典1)」という記事もあります。
87件の違反が確認されたと言うことは、検査を逃れた商品がその数十倍もあるのではないか、と思うのが一般的でしょう。
この出典記事を読むと、アフラトキシンの危険性を過小評価しているように感じます。研究者のいでたちを見ている管理人は、アフラトキシンがとても怖いものだと認識しています。
アフラトキシンは肝臓癌の原因になるかも知れませんが、管理人の本当の関心は別の所にあります。
それは、「脳腸相関」、「腸内細菌」などに代表される細菌についてです。
人間の体内では、常に癌細胞が生まれていますが、それにより全員が癌になるわけではありません。人間の免疫機能により癌細胞を殺してしまう。これが一般的な人間の身体の仕組みでしょう。
ところが、癌細胞の方が強く、癌に罹患してしまう。これは、とりもなおさず、免疫機能と癌細胞との力関係にあるように思います。
管理人は、腸内細菌の活動が衰えたのが原因なのではないかと考えています。
その原因は、抗生物質による腸内細菌の死滅か、あるいは、細菌の種類の偏りか。
今、その分析フレームを作っているところです。いつになるか分かりませんが、分析枠が決まったら、新たな視点から癌についての記事をアップしたいと思います。今日は、その前振りということで・・。
出典:
1. 「「猛毒だから食べると危険!」は本当か? 中国産ピーナッツの真実」、週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品 #8