今日は、「ピンぼけ画像をクッキリ画像に修正する方法」をご紹介します。
下がサンプル画像です。セサール君を撮した写真ですが、ピンぼけになってしまいました。
クローズアップ画像です。
これをクッキリ画像にします。
ピンぼけ画像をクッキリした画像に変換するには、通常の方法ではできません。
いろいろな方法があるようですが、実際にやってみると、ピンぼけのまま。ぼかしでごまかしたりしても、ピンぼけがクッキリする分けではありません。
これをある程度修正するソフトがあります。
具体的な方法は、以下でご説明します。
ピンぼけした画像をクッキリ画像に修正する方法
今回の素材は、ハリーポッターのハーマイオニー(Emma Watson)を使います。
1.IrfanViewで画像を読み込みます。
画像のサイズは、640px X480px です。壁紙用として公開されています。今回は、これをサンプルとして使わせていただきます。
2.ハーマイオニーだけ選択し、切り出し、jpgで保存します。
3.切り出した画像のサイズは、232px X 258px です。
この画像をこのブログで用いている大きさ(幅570px)に拡大すると、下の画像のようになります。
4.今回は、『Focus Magic』というソフトを使います。
このソフトは有料ですが、10回までは無料で使うことができます。Photoshopのプラグインとしても使えます。 あっという間に10回になります(笑)。
Focus Magicを起動し、画像を読み込みます。
5.解像度を上げます。これ、結構すごいです。
6.ぼかしをかけてなめらかにします。
7.完成です。
実際は、Photoshopで少し修正しています。頬と鼻が黒くなったので。
よく考えたら、この画像はピンぼけではないので、ジャギーの修正になってしましました(汗)。
昨日のセサールのピンぼけ写真の場合には、上の6.で「Focus」を選びます。
すごいピンぼけ写真で試した見ましたが、その修正は無理でした。ピンぼけを修正できるのは、「少しましな」写真の場合のようです。
Focus MagicのHPを見るとピンぼけ写真がクッキリ写真になっているので驚きますが、全ての画像がそのように修正できる分けではないようです。
エマ・ワトソンはカワイイですね。ソフトまかせで下の画像のように加工できます。
このソフトは、フォレンジックの技術を使っているので、ただのシャープやボカシとは違うようです。難しいことは分かりませんが、確かにきれいに仕上がります。45ドルの値段は妥当かもしれません。
エマ・ワトソンで別のバージョンを作ってみました。
下が元画像です。かなり小さいです。(残念ながら画像を削除しました)
これを399px x 500px に拡大したものの修正前と後の比較GIFアニメにしたものが、下のアニメーションです。
どうしてもボケた感じになりますが、まあ、管理人の技術ではこんなものでしょう。
Photoshopのプラグインとして使うと、いろいろな加工の組み合わせができます。チュートリアルの説明は、Photoshopのプラグインとして使う場合で、単体だとできない操作が結構あります。Photoshopをお持ちの方は、Photoshopのプラグインで試してみて下さい。単体とプラグインの操作、合わせて10回まで変換できます。それぞれではありません。
画像処理をよく行う方は、一度試してみてはいかがでしょうか。