パノラマ写真を作るソフトとして、普段はMicrosoftが無料で提供している『Image Composite Editor(ICE)』を使っているのですが、今日は『ArcSoft Panorama Maker 5 Pro』というソフトを使ってみます。このソフトは、以前、ニコンのカメラを買ったときに付いてきたCDの中に入っていたもの。「価格.com」で調べると、「最安値 6,780円~」となっていました。
早速、ソフトをインストールして起動。すると、以下のようなエラーメッセージがでました。
AcroMediaService.exe-システムエラー『コンピューターにQTCF.dllがないため、プログラムを開始できません。この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてみてください。』
この「QTCF.dll」は、「QuickTime」の中にあるdllなので、これをSystem32の中にコピーすれば問題解消。
管理人の環境 Windows8では以下の場所にあります。
【コピー元】
C:\Program Files (x86)\QuickTime\QTSystem\QTCF.dll
【コピー先】
C:\Windows\System32\QTCF.dll
次に、「Image Composite Editor(ICE)」を起動しようとしたら起動できない。
(Windows8だけど表示設定している)[スタートボタン] ⇒ [プログラム] ⇒ [Microsoft ICE] ⇒ [Microsoft ICE]と進むと、
下のようなインストールを求めるウインドウが開き起動できない。少し前まで使っていたのにおかしい。プログラムのショートカットは削除したらしく見つからない。
そこで、ICEの実行ファイル[ICE.exe]を探して起動しました。実行ファイルは下の場所にあります。
C:\Program Files\Microsoft Research\Image Composite Editor
前置きが長くなりました。
二つのソフトの比較です。二枚の写真をパノラマ写真にしています。
【Image Composite Editor(ICE)】
【ArcSoft Panorama Maker 5 Pro】
比較の結果、どちらのソフトも簡単に、かつ、きれいにできます。
少なくとも、二枚の写真のパノラマ化は、無料の【Image Composite Editor(ICE)】で十分なことが分かりました。
「ArcSoft Panorama Maker 5 Pro」の優れているところは、360度のパノラマをフラッシュとして出力できること。これには感動しますが、三脚を使わないとキレイなパノラマ画像になりません。