以下で紹介する二つの動画と一枚の画像。
とても不思議な動画と写真を見つけてしまった。どうなっているのだろう?
ここまでくると、何が現実で何がフェイクなのか分からなくなる。
湖面を走る男の映像
この動画は、どう見ても水の上を走っている。氷の上ではありません。氷なら人物や周囲の風景がこんなに鮮明に映らない。ウユニ塩湖のように氷の上に浅く水が溜まっているのなら、走ったときに水しぶきが上がるはずだがそれはない。
画質の良くないGifでこのタイプの映像は見かけることがありますが、この映像が高画質動画なのに驚きます。本物かフェイクか?
素潜りでこんなことができるの?
下の動画は見ているだけで息が詰まる。深く潜るのは良いけれど、帰りの息が続かない?
管理人はダイビングのライセンスを持っていますが、だからこそこの映像は見ていて怖い。
素潜りで息を止めていられるギネスは22分だそうです。でも、水の中では動いていない。深く潜る人もただ沈んでいくだけで運動はしていない。
しかし、この動画の人は激しい運動をしているように見えます。映画などでよく見かける長時間の潜水は切り貼りしたものでしょう。でも、この動画は一連の動きのように見えます。
管理人が変だと感じるのは、カメラマンが映像に映っていないこと。様々な角度から撮影されているのに、カメラマンが映っていない。うまく作りすぎるとボロが出る典型的な映像です。映画と同じ切り貼り映像なのでしょう。
水面にたたずむシェパードの画像は本物?
下の画像も不思議な光景です。
この画像は、Ken Watson氏が撮影したもので、Photoshopで作ったものではなく本物!
撮影日は2002年12月31日、カナダ、オンタリオの美しい運河で有名なリドーで撮影されました。
氷が張った湖面に水が溜まり、周囲の光景を映し出しています。
この写真はフェイクだと思っていたのですが、本物でした。
トラウマ
管理人が潜水のライセンスを取得する講習中にパニックになり緊急浮上しました。これにより肺がダメージを受けました。その後、何とか講習を続け、ライセンスを取得したのですが、その時の経験がトラウマになっています。
パニックになるのは理屈では説明できない世界。何とも言えない恐怖に包まれた精神状態になります。潜水中の緊急浮上は御法度。絶対にやってはならない。下手をすると生死に関わることです。それをやっちゃいました。その時の水深は5メートルくらいだったので、肺が痛いと感じる程度ですみましたが。でも、その時の体験がトラウマになっています。
30年ほど前、ヤマハが小型空気ボンベを発売し、数分の潜水なら重いボンベを背負わなくても口にくわえた小型ボンベで潜水ができるようになりました(昔のことなので間違っているかも)。
ネットで調べてみると、1回に45分もダイブできるタンク不要の簡易潜水器具「TRITON」というものがある(あった)ようです。「水中呼吸が可能な人工エラ」なのだそうで、水中の酸素を使って呼吸するというグッズ。しかし、技術的な問題から発売中止・返金に至った商品のようです。
もう、何が何やら分からなくなる。世の中、どうなっているんだろう?
フェイクと現実の垣根って何だろう? これを考えると今夜は眠れなくなりそうです。