風力で歩く骨格オブジェがジブリ映画を彷彿させる

 これはオランダ人アーティストのテオ·ヤンセン(Theo Jansen)氏が長年作り続けている風の力だけで自力走行するスケルトン型オブジェです。

 
 その形状や動きは、宮崎駿の映画に出てくる機械を彷彿させます。とても不思議な動きなのですが、意思のない生命感を感じさせない機械的な動きに、不思議と郷愁を感じます。天空の城ラピュタに出てきそうな感じです。

 とても複雑な動きに見えるのですが、構造自体は簡単なようです。

メカニズム

 動くメカニズムは以下の動画で紹介されています。

 上の動画で分かるように、躯体はトラス構造になっていて、各支点はヒンジで自由に動きます。

 足がたくさんあるので、滑ったり、つまずいたりしても、よろけたり転倒したりしないようです。動力源は一箇所で、クランクシャフトで力を足に伝えていくという、とてもシンプルな構造です。昆虫の動きも複雑そうに見えて同じような構造なのかも知れません。

たくさんのタイプ

 この基本構造を使ったたくさんのモデルがあるようです。
 これは、動力がないのに動くので驚きましたが、CGです。

TEDにも出演していました

テオ·ヤンセン氏はかなり有名な方のようで、TEDのスピーカーとしても出演されていました。

 カーボーンナノチューブなどの軽量素材を使って、自力飛行型の空飛ぶオブジェを作れそうな気がします。