とても気になる美しい建物の構図が似ている光景

すてきな写真

 ネットでふと見かけた画像。とても美しい写真でした。しかし、その時はそのまま流してしまったので、何の写真だったのか気になりました。

 記憶に残っている「関東のどこかの県にあるホテルのロビー」というたどたどしい記憶を頼りに探すこと数時間。やっと見つけました。

 その写真は、『鬼怒川温泉 あさや』のロビーを撮したものでした。

 創業130年の「鬼怒川温泉あさや」は、鬼怒川温泉の中でも最も歴史のある老舗の高級宿なのだとか。古き良き日本の温泉旅館を再現した「八番館」と3階から12階までの吹き抜けロビーが煌びやかな「秀峰館」の二つの建物からなります。全192室に温泉が引かれており、いつでも上質な温泉を楽しめます。「秀峰館」の清潔感あふれるスタンダードな和室から「八番館」の貴賓室まで、多彩な客室が用意されています。(Relux Magazine(リラックスマガジン)

 管理人がこの写真を懸命に探した理由は、下の写真を見つけたからです。記憶の中では写真の構図が同じもののように感じました。

 下の画像は、米国メリーランド州ボルチモア(Baltimore)にある公立の「ジョージ・ピーボディ図書館(George Peabody Library)」です。

 最初に見たときはホテルの吹き抜けかと思ったのですが、よく見ると本がたくさん並んでいる。床は大理石で、6階まで吹き抜けの造りになっています。

 ボルティモアのクェーカー教徒の実業家ジョンズ・ホプキンズ(1795年 – 1873年)の遺産を基に、1876年に世界初の研究大学院大学として設立されたのが、メリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学。1884年、新渡戸稲造が留学した世界トップクラスの大学です。新渡戸稲造は留学中に、クエーカー派の集会で、後に妻となるメアリー・エルキントン嬢と運命的な出会いを果たします。1891年、フィラデルフィアで結婚します。


 新渡戸稲造と妻メアリ(万里子)

 近代の慈善事業の祖として知られている銀行家のジョージ・ピーボディーの遺産をもとに造られた研究所、後にこの大学の付属図書館となったのがこの図書館です。ジョージ・ピーボディーは、マサチューセッツ州サウス・デンバー(現ピーボディ)で生まれましたが、メリーランド州ボルチモアに移り20年間住みました。

 図書館の蔵書は30万冊。これって、多いの? ちなみに、世界七位の蔵書数を誇る日本の国立国会図書館は9,887,050冊(2012年)(出典:「日本の図書館 蔵書数ランキング TOP100(2012年)」)だそうです。

 この図書館のホームページを見ると、ホールでダンスパーティーをしている画像が表示されます。図書館というより、やはりホテルのような感じがします。若い頃に大儲けをして、晩年は慈善事業に励むという、典型的なアメリカンドリームの遺産的な施設のようです。

 図書館の蔵書数についてもう少し書き加えると、蔵書数第一位は、アメリカ議会図書館で31,000,000冊。日本の国会図書館の約3倍の蔵書です。でも、単一言語の蔵書数では、国会図書館はかなり上位に位置するように思います。

 日本では、現在、年間8万点程度が出版されているそうです。世界の中では、ここでも七位くらいなのですが、日本語で書かれた本で、かつ日本の人口を考えれば、かなり上位という気もします。

 さて、今回のテーマ。ホテルと図書館という全く関係のない建物ですが、管理人には同じに見えます。

 写真の色調を同じようにして比較してみましょう。画像をクリックすると拡大表示できます。

 建築には疎いのですが、このような建築様式があるのかも知れませんね。

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